Angular Data Grid の行操作

    Ignite UI for Angular のグリッド コンポーネントは、ActionStrip を使用し、行/セルコンポーネントおよび行のピン固定に CRUD を使用する機能を提供します。 デフォルトで 2 つのグリッド アクションが提供されます。アクション ストリップ コンポーネントは、これらの操作用に事前定義された UI コントロールをホストできます。

    使用方法

    最初の手順は、app.module.ts ファイルに IgxActionStripModule をインポートすることです。

    // app.module.ts
    
    ...
    import { IgxActionStripModule } from 'igniteui-angular';
    // import { IgxActionStripModule } from '@infragistics/igniteui-angular'; for licensed package
    
    @NgModule({
        ...
        imports: [..., IgxActionStripModule],
        ...
    })
    

    事前定義された actions UI コンポーネントは次のとおりです:

    • IgxGridEditingActionsComponent - グリッド編集専用に設計された機能と UI を含みます。rowEditable オプションとグリッドの行削除に応じて、セルまたは行の編集モードをすばやく切り替えることができます。

    • IgxGridPinningActionsComponent - グリッド行のピン固定のために特別に設計された機能と UI を含みます。行をすばやくピン固定し、ピン固定された行とその無効な行の間を移動できます。

    これらは <igx-action-strip> 内に追加され、デフォルトのインタラクションを提供するアクション ストリップを持つために必要です。

    <igx-grid [data]="data" [rowEditable]="true" [primaryKey]="'ID'">
        <igx-column *ngFor="let c of columns" [field]="c.field">
        </igx-column>
    
        <igx-action-strip #actionStrip>
            <igx-grid-pinning-actions></igx-grid-pinning-actions>
            <igx-grid-editing-actions></igx-grid-editing-actions>
        </igx-action-strip>
    </igx-grid>
    
    Note

    IgxActionStripComponent がグリッドの子コンポーネントの場合、行をホバーすると UI が自動的に表示されます。

    カスタム実装

    これらのコンポーネントは、カスタマイズのための柔軟性を提供するテンプレートを公開します。たとえば、deleteedit などの行アクションがある Gmail シナリオで ActionStrip を使用する場合、igx-icon でボタン コンポーネントを作成します。そして、クリック イベントを追加し、igx-action-strip コンポーネントに挿入します。

    <igx-grid>
        <igx-action-strip #actionstrip>
            <igx-grid-pinning-actions></igx-grid-pinning-actions>
            <button title="Edit" igxIconButton="flat" igxRipple (click)='startEdit(actionstrip.context)'>
                <igx-icon>edit</igx-icon>
            </button>
            <button title="Delete" igxIconButton="flat" igxRipple *ngIf='!isDeleted(actionstrip.context)' (click)='actionstrip.context.delete()'>
                <igx-icon>delete</igx-icon>
            </button>
        </igx-action-strip>
    </igx-grid>
    

    Note

    これらのコンポーネントは IgxGridActionsBaseDirective を継承します。カスタム グリッド アクション コンポーネントを作成する場合、IgxGridActionsBaseDirective も継承する必要があります。

    API リファレンス

    アクション ストリップの API に関する詳細な情報は、以下のリンクのトピックを参照してください:

    アクション ストリップで使用できるその他のコンポーネントとディレクティブ: