Angular マップの概要
Ignite UI for Angular Map コンポーネントを使用すると、ビューモデルからの地理的位置を含むデータ、またはシェープ ファイルからロードされた地理空間データを地理的画像マップに表示できます。
Angular マップの例
以下のサンプルは、Bubble Series (バブル シリーズ) とも呼ばれる IgxGeographicProportionalSymbolSeriesComponent
を使用して IgxGeographicMapComponent
にデータを表示する方法を示しています。
Angular 地図コンポーネントを使用すると、Bing Maps™ および Open Street Maps から地理的画像をレンダリングできます。マップは何万ものデータポイントをプロットし、コントロールがリアルタイム フィードを処理できるように数ミリ秒ごとにそれらを更新します。
マップの Series プロパティは、無制限の地理的シリーズのレンダリングをサポートするために使用されます。このプロパティは、地理的シリーズ オブジェクトのコレクションで、任意のタイプの地理的シリーズをそれに追加できます。たとえば、都市などの地理的位置をプロットするために IgxGeographicSymbolSeriesComponent
、またこれらの地理的位置の間の接続 (道路など) をプロットするために IgxGeographicPolylineSeriesComponent
を追加できます。
Map は、マウス、キーボード、またはコードビハインドを使用して、マップ コンテンツをナビゲーションするためのカスタマイズ可能なナビゲーション動作を提供します。
依存関係
地理マップコンポーネントを使用するには、はじめにこれらのパッケージをインストールする必要があります。
npm install --save igniteui-angular-core
npm install --save igniteui-angular-charts
npm install --save igniteui-angular-maps
モジュールの要件
IgxGeographicMapComponent
には以下のモジュールが必要ですが、DataChartInteractivityModule は、マップ コンテンツのパンやズームなどのマウス操作にのみ必要です。
// app.module.ts
import { IgxGeographicMapModule } from 'igniteui-angular-maps';
import { IgxDataChartInteractivityModule } from 'igniteui-angular-charts';
@NgModule({
imports: [
// ...
IgxGeographicMapModule,
IgxDataChartInteractivityModule
// ...
]
})
export class AppModule {}
import { AfterViewInit, Component, ViewChild } from "@angular/core";
import { IgxGeographicMapComponent } from 'igniteui-angular-maps';
@Component({
selector: "app-map-overview",
styleUrls: ["./map-overview.component.scss"],
templateUrl: "./map-overview.component.html"
})
export class MapOverviewComponent implements AfterViewInit {
@ViewChild ("map")
public map: IgxGeographicMapComponent;
constructor() {
}
public ngAfterViewInit(): void {
this.map.windowRect = { left: 0.2, top: 0.1, width: 0.7, height: 0.7 };
}
}
使用方法
マップ モジュールがインポートされたので、以下のステップは地理的地図を作成することです。以下のコードは、これを実行して地図内でズームを有効にする方法を示しています。
<div className="sampleRoot" >
<igx-geographic-map #map
width="700px"
height="500px"
zoomable="true" >
</igx-geographic-map>
</div>
その他のリソース
関連する Angular マップ機能の詳細については、以下のトピックを参照してください。
- 散布図記号シリーズの使用
- 散布図比例シリーズの使用
- 散布等高線シリーズの使用
- 散布図密度シリーズの使用
- 散布エリア シリーズの使用
- シェイプ ポリゴン シリーズの使用
- シェイプ ポリライン シリーズの使用
API リファレンス
以下は上記のセクションで説明した API メンバーのリストです。
IgxGeographicMapComponent
IgxGeographicContourLineSeriesComponent
IgxGeographicHighDensityScatterSeriesComponent
IgxGeographicPolylineSeriesComponent
IgxGeographicShapeSeriesComponent
IgxGeographicProportionalSymbolSeriesComponent
IgxGeographicSymbolSeriesComponent
IgxGeographicScatterAreaSeriesComponent