React コンテンツのナビゲーション
IgrGeographicMap
コントロールのナビゲーションは、既定では有効にされており、マップ コンテンツのズームとパンが可能です。ただし、この動作は zoomable
プロパティを使用して変更できます。マップでは同期ズームのみが許可されていること、つまり、アスペクト比を維持したままマップコンテンツをスケーリングすることを知っておくことが重要です。結果として、マップコンテンツを水平方向にスケーリングせずに垂直方向にスケーリングすることはできません。
React コンテンツのナビゲーションの例
地理座標
これらの座標で囲まれた地理的領域内の地図コンテンツをナビゲートします。
- 水平方向に 180°E (マイナス) から 180°W (プラス) の経度
- 垂直方向に 85°S (マイナス) から 85°N (プラス) の緯度
このコード スニペットは、地理座標を使用してマップをナビゲートする方法を示しています。
const geoMap = new IgrGeographicMap({ name: "geoMap" });
geoMap.zoomToGeographic({ left: -134.5, top: 16.5, width: 70.0, height: 37.0 });
ウィンドウ座標
また、これらの相対座標で区切られたウィンドウ長方形内でマップ コンテンツをナビゲーションできます。
- 水平方向に 0.0 から 1.0 の値
- 垂直方向に 0.0 から 1.0 の値
このコード スニペットは、相対ウィンドウ座標を使用してマップをナビゲートする方法を示しています。
const geoMap = new IgrGeographicMap({ name: "geoMap" });
geoMap.windowRect = { left: 0.1, top: 0.1, width: 0.5, height: 0.5 };
// or
geoMap.windowPositionHorizontal = 0.1;
geoMap.windowPositionVertical = 0.1;
geoMap.windowScale = 0.5;
プロパティ
以下の表は IgrGeographicMap
コントロールのナビゲーションで使用できるプロパティをまとめたものです。
プロパティ名 | プロパティ型 | 概要 |
---|---|---|
windowRect |
Rect | 地図コンテンツの表示領域にナビゲーション ウィンドウの新しい位置とサイズを設定します。0、0、1、1 の値で長方形を指定すると、ナビゲーション ウィンドウのマップ コンテンツ全体がズームアウトされます。 |
windowScale |
number | マップ コントロールのナビゲーション ウィンドウの新しいサイズを設定します。windowRect プロパティに格納されている Width または Height の最小値です。 |
windowPositionHorizontal |
number | マップ コントロールの左端からのナビゲーション ウィンドウのアンカー ポイントの新しい水平位置を設定します。これは windowRect プロパティの Left に保存された値と等しくなります。 |
windowPositionVertical |
number | ナビゲーション ウィンドウのアンカー ポイントの、地図コントロールの上端からの新しい垂直位置を設定します。これは windowRect プロパティの Top に保存された値と等しくなります。 |
actualWindowRect |
Rect | マップ コンテンツの表示領域内のナビゲーション ウィンドウの現在の位置とサイズを示します。0、0、1、1の値で長方形を指定すると、ナビゲーション ウィンドウにマップ コンテンツ全体が表示されます。 |
actualWindowScale |
number | マップ コントロールのナビゲーション ウィンドウの現在のサイズを示します。actualWindowRect プロパティに格納されている Width または Height の最小値と同じです。 |
actualWindowPositionHorizontal |
number | マップ コントロールの左端からのナビゲーション ウィンドウのアンカー ポイントの現在の水平位置を示します。actualWindowRect プロパティの Left に保存された値と等しくなります。 |
actualWindowPositionVertical |
number | マップコントロールの上端からのナビゲーションウィンドウのアンカーポイントの垂直位置を示します。actualWindowRect プロパティの Top に保存された値と等しくなります。 |