ライセンスについてのよくある質問とインストール
Ignite UI for React 使用許諾契約
購入して使用する Ignite UI for React に関するすべての使用条件を知っておくことが重要です。
2020 年第 2 四半期にライセンス条項とサブスクリプション モデルを更新しました。
トライアルが終了した場合、またはサブスクリプションが期限切れになった場合、Ignite UI を使用しているチームの各開発者はサブスクリプションを購入する必要があります。これにより、https://packages.infragistics.com/npm/js-licensed/ でホストされるプライベート npm フィードを開発に使用できます。ここには、Ignite UI for React パッケージの最新バージョンがあります。現在サブスクリプションをお持ちの場合は、Ignite UI for React の製品版をプライベート フィードによりアクセスできます。
Ignite UI ライセンス契約および使用条件の詳細については、ここをクリックしてください。
インフラジスティックスは、以下の無料の非営利および再販禁止 (NFR) ライセンスを提供しています。
- Microsoft MVP、Microsoft Regional Director、Google Developer Expert などの開発者プログラムに参加している場合。
- 小学生、中学生、大学生、または教育機関、または教授である場合。
無料の非商用の NFR ライセンスを取得する資格がある場合、またはライセンスに関する質問がある場合は、お問い合わせください。
現在、プライベート npm フィードで利用できるのは igniteui-dockmanager パッケージのみですが、将来的には他の Ignite UI for React パッケージも追加する予定です。
Ignite UI for React npm パッケージ - プライベート npm フィードの使用
Npm は Node.js ランタイム環境で使用する一般的なデフォルト パッケージ マネージャーです。プロジェクトに依存するパッケージをすばやく簡単に処理できます。npm の使用方法の詳細については、npm ヘルプを参照してください。
Infragistics Ignite UI for React は npm パッケージで提供され、いくつかの簡単な手順でプロジェクトの依存関係として追加できます。この方法を選択する場合、npm を構成する必要はありません。このパッケージをインストールすると、製品の Ignite UI for React トライアル版の使用が開始されます。
現在、igniteui-dockmanager の npm パッケージのみにトライアル ウォーターマークがありますが、今後は他の Ignite UI for React パッケージにも追加する予定です。
プライベート npm フィードを使用するための環境設定方法
最初にプライベート レジストリを構成し、レジストリを Infragistics スコープと関連付けます。
これにより公開用の npm レジストリおよびプライベート Infragistics レジストリからのパッケージを同時に使用できます。Infragistics アカウントにログインするユーザー名およびパスワードを入力する必要があります。Infragistics プロファイルに登録されるメールも入力してください。
アカウントのライセンスがない場合 (トライアル版アカウントを使用している場合)、プライベート パッケージ フィードにアクセスできません (たとえば、404 または 403 エラー メッセージが返されます)。ライセンスされているアカウントのみが packages.infragistics プライベート フィードにアクセスできます。
npm を使用してプライベート フィードにログインするには、次のようにします。
npm バーション 9 以降
プライベート フィードは現在、npm v9 で login/adduser コマンドをサポートしていないため、必要な認証フィールドを構成に追加する代わりに、次の手順をお勧めします。
npm config set @infragistics:registry https://packages.infragistics.com/npm/js-licensed/
npm config set //packages.infragistics.com/npm/js-licensed/:username=YOUR_USERNAME
npm config set //packages.infragistics.com/npm/js-licensed/:email=YOUR_IG_EMAIL
npm config set //packages.infragistics.com/npm/js-licensed/:_auth=YOUR_IG_AUTH_TOKEN
Infragistics プロファイルからアクセス トークンを生成できます。
このアプローチは、以前のすべてのバージョンの npm に適用できます。
v8 までの npm バージョン
adduser
コマンドを実行し、ユーザー アカウントとパスワードを指定します。
npm adduser --registry=https://packages.infragistics.com/npm/js-licensed/ --scope=@infragistics
Infragistics アカウントにログインするユーザー名およびパスワードを入力する必要があります。Infragistics プロファイルに登録されるメールも入力してください。
npm
はユーザー名で"@"
の使用を許可しません。ユーザー名が Infragistics アカウントのメール アドレスであるため、"@"
記号を含みます。この制限を回避するには、"@"
記号の代わりに"!!"
(2 つの感嘆符) を使用します。たとえば、ユーザー名が"username@example.com"
の場合、"username!!example.com"
と入力します。
完了した後に、ログイン済みの状態で、プロジェクトで Ignite UI の最新バージョンをインストールできます。
npm uninstall igniteui-dockmanager
npm install @infragistics/igniteui-dockmanager
npm uninstall igniteui-dockmanager
npm install @infragistics/igniteui-dockmanager
Ignite UI for React パッケージをスコープに設定したため、プライベート フィードおよび npmjs.org からのパッケージを同時にインストールするためにレジストリを変更する必要はありません。
ライセンス パッケージの更新後のプロジェクト ソースの変更
トライアル版からライセンス版パッケージにアップグレードする場合、新しいパッケージは @infragistics
の下でスコープされます。
その結果、次のいずれかを行うことができます。
すべてのトライアル版パッケージに対してグローバル置換を実行し、プロジェクト内のすべてのファイルにわたってライセンス版スコープ付きバージョンに変更します。たとえば、すべての
igniteui-dockmanager
参照を@infragicstics/igniteui-dockmanager
に置き換えます。この変更は、そのようなパッケージが使用されているすべてのインポートに影響します。または
プロジェクトの tsconfig.json に paths マッピングを追加します。
{
/* ... */
"compilerOptions": {
"baseUrl": "./",
"outDir": "./dist/out-tsc",
/* ... */
"paths": {
"igniteui-dockmanager": ["./node_modules/@infragistics/igniteui-dockmanager"],
"igniteui-dockmanager/*": ["./node_modules/@infragistics/igniteui-dockmanager/*"],
}
}
}
必要となる可能性のある React パッケージのすべてのパス マッピングを含む完全な例を次に示します。
"paths": {
"igniteui-react-core": ["node_modules/igniteui-react-core", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-core"],
"igniteui-react-charts": ["node_modules/igniteui-react-charts", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-charts"],
"igniteui-react-grids": ["node_modules/igniteui-react-grids", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-grids"],
"igniteui-react-grids/grids": ["node_modules/igniteui-react-grids/grids", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-grids/grids"],
"igniteui-react-gauges": ["node_modules/igniteui-react-gauges", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-gauges"],
"igniteui-react-inputs": ["node_modules/igniteui-react-inputs", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-inputs"],
"igniteui-react-layouts": ["node_modules/igniteui-react-layouts", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-layouts"],
"igniteui-react-maps": ["node_modules/igniteui-react-maps", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-maps"],
"igniteui-react": ["node_modules/igniteui-react", "node_modules/@infragistics/igniteui-react"],
"igniteui-react-excel": ["node_modules/igniteui-react-excel", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-excel"],
"igniteui-react-datasources": ["node_modules/igniteui-react-datasources", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-datasources"],
"igniteui-react-spreadsheet": ["node_modules/igniteui-react-spreadsheet", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-spreadsheet"],
"igniteui-react-spreadsheet-chart-adapter": ["node_modules/igniteui-react-spreadsheet-chart-adapter", "node_modules/@infragistics/igniteui-react-spreadsheet-chart-adapter"],
"igniteui-webcomponents": ["node_modules/igniteui-webcomponents", "node_modules/@infragistics/igniteui-webcomponents"],
"igniteui-dockmanager": ["node_modules/igniteui-dockmanager", "node_modules/@infragisics/igniteui-dockmanager"],
"igniteui-dockmanager/loader": ["node_modules/igniteui-dockmanager/loader", "node_modules/@infragistics/igniteui-dockmanager/loader"]
}
- テーマのインポートを以下のように変更します。
@import '~igniteui-dockmanager/dist/collection/styles/igc.themes';
// Should be changed to
@import '~@infragistics/igniteui-dockmanager/dist/collection/styles/igc.themes';
npm を既に使用していて、Ignite UI for React ライセンスがある場合、Infragistics プライベート フィードを構成してください。
アクセス トークンの使用
アクセス トークンを使用してプライベート npm フィードの認証を受けることもできます。アクセストークンは infragistics.com ユーザー アカウントで取得できます。アクセス トークン認証は、CI プロセスを Ignite UI for React ライセンス パッケージを使用する公開アクセス可能なリポジトリに統合する場合に推奨される代替方法です。
以下は、ローカル構成でアクセス トークンを使用してプライベート npm レジストリへの認証を設定する方法、Azure Pipelines のビルド手順、および Travis CI のビルド プロセスです。
- https://account.infragistics.com/access-tokens からトークンを生成します。
各トークンは Base64 エンコードです。
- 以下を .npmrc ファイルに追加します。
@infragistics:registry=https://packages.infragistics.com/npm/js-licensed/
//packages.infragistics.com/npm/js-licensed/:_auth=YOUR_ACCESS_TOKEN
//packages.infragistics.com/npm/js-licensed/:username=YOUR_USERNAME
Azure Pipelines の構成
以下の手順で azure-pipelines.yml を更新します。
steps:
- script: npm config set @infragistics:registry $(npmRegistry)
displayName: 'Npm add registry'
- script: npm config set $(igScope):_auth=$(token)
displayName: 'Npm config auth'
npm registry および token 変数を追加します。
Travis CI の構成
ここではほとんど同じ方法を使用しますが、構成は before_install に設定されます。
before_install:
- echo "@infragistics:registry=https://packages.infragistics.com/npm/js-licensed/" >> ~/.npmrc
- echo "//packages.infragistics.com/npm/js-licensed/:_auth=$TOKEN" >> ~/.npmrc
環境変数を定義する方法は、含まれる情報のタイプによって異なるため、2 つ のオプションがあります。
- 暗号化して .travis.yml に追加します。
- リポジトリ設定に追加します。
GitHub Actions の構成
npm i(ci) 手順の前に以下のスクリプトを CI ワークフロー構成に追加します:
- run: echo "@infragistics:registry=https://packages.infragistics.com/npm/js-licensed/" >> ~/.npmrc
- run: echo "//packages.infragistics.com/npm/js-licensed/:_auth=${{ secrets.NPM_TOKEN }}" >> ~/.npmrc
シークレット (暗号化された環境変数) を定義してアクセス トークンなどの機密情報に対して GitHub Actions ワークフローでそれらを使用します。