React Excel ライブラリの概要
Infragistics React Excel ライブラリは、Workbook、Worksheet、Cell、Formula などの人気の Microsoft® Excel® スプレッドシート オブジェクトを使用してスプレッドシート データで作業をすることができます。Infragistics React Excel ライブラリによって Excel スプレッドシートでアプリケーションのデータを表示するだけでなく、Excel からアプリケーションへのデータの転送も簡単になります。
React Excel ライブラリの例
依存関係
excel パッケージをインストールするときに core パッケージもインストールする必要があります。
npm install --save igniteui-react-core npm install --save igniteui-react-excel
モジュールの要件
React Excel ライブラリを作成するには、以下のモジュールが必要です。
import { IgrExcelModule } from 'igniteui-react-excel';
IgrExcelModule.register();
モジュールの実装
Excel ライブラリには、アプリのバンドル サイズを制限するために使用できる 5 つのモジュールが含まれています。
- IgxExcelCoreModule – オブジェクトモデルを含み、Excel の基盤となります。
- IgxExcelFunctionsModule – Sum、Average、Min、Max、SumIfs、Ifs など、数式評価のほとんどのカスタム関数を含み、このモジュールがなくても数式が計算 ( “=SUM(A1:A5 などの数式を適用するなど) されてセルの Value を要求する場合は数式の解析で問題を発生しません。(注: 例外のスローではありません。数式の結果がエラーとなるため特定のエラーを表すオブジェクト)。
- IgxExcelXlsModule – xls (および関連する) タイプ ファイルのロジックの読み込みと保存を含みます。これは Excel97to2003 関連の WorkbookFormats です。
- IgxExcelXlsxModule – xlsx (および関連する) タイプ ファイルのロジックの読み込みと保存を含みます。これは Excel2007 関連および StrictOpenXml ANDWorkbookFormats です。
- IgxExcelModule – 他の 4 つのモジュールの参照ですべての機能の読み込み/使用を可能にします。
サポートされるバージョンの Microsoft Excel
以下は Excel のサポートされるバージョンのリストです。
Microsoft Excel 97
Microsoft Excel 2000
Microsoft Excel 2002
Microsoft Excel 2003
Microsoft Excel 2007
Microsoft Excel 2010
Microsoft Excel 2013
Microsoft Excel 2016
Note
Excel ライブラリ は Excel Binary Workbook (.xlsb) フォーマットを現時点ではサポートしていません。
ワークブックの読み込みと保存
注: Excel ライブラリ モジュールをインポートした後、ワークブックを読み込みます。
次のコード スニペットでは、外部の ExcelUtility クラスを使用して Workbook
を保存およびロードしています。
Workbook
オブジェクトを読み込んで保存するために、実際の Workbook
の保存メソッドや static な Load
メソッドを使用できます。
import { Workbook } from "igniteui-react-excel";
import { WorkbookSaveOptions } from "igniteui-react-excel";
import { WorkbookFormat } from "igniteui-react-excel";
import { ExcelUtility } from "ExcelUtility";
var workbook = ExcelUtility.load(file);
ExcelUtility.save(workbook, "fileName");