このトピックでは、Ultimate UI for WPF 2014 Volume 1 リリースで導入された新しいコントロールと機能の概要について説明します。
以下の表は、Ultimate UI for WPF 2014 Volume 1 の新機能の概要を示します。詳細については、概要表の後をご覧ください。
MS Office 2013 をモデルにした新しい "Office 2013" のテーマは、小奇麗なルック アンド フィールを与えます。この新しい Office 2013 テーマは、Infragistics のすべてのコントロールに適用できるだけでなく、一般的なマイクロソフトのコントロールにも適用できます。
この機能により、開発者は以下の新しいプロパティを使用して、コントロールで選択されている値や選択された値のコレクションを設定 / 取得できます。
SelectedValue
SelectedValues
SelectedValuePath
この機能により、開発者は機能拡張された SelectedItems
プロパティを使用して、コントロールで選択されたデータ項目コレクションを設定 / 取得できます。
この機能により、開発者は新しい IsSelectedMemberPath
プロパティを使用して、コントロールのデータ項目の選択 / 選択解除状態をブール値で定義するデータ モデル プロパティ名を構成できます。
この機能により、開発者は新しい DropDownButtonDisplayMode
プロパティを使用してコントロールのドロップダウン ボタンを表示する時期を構成できます。オプションは、常に表示 (既定値)、マウスが置かれたときに表示、フォーカスが置かれたときに表示、常に非表示です。
この機能により、開発者は以下の新しいプロパティを使用してコントロールのドロップダウンの最大幅と最小幅を構成できます。
MinDropDownWidth
MaxDropDownWidth
この機能により、開発者は項目のフィルタリングをカスタマイズできます。より複雑なフィルターの作成、フィルタリング対象となるデータ フィールドの複数指定、または複数のフィルター条件のデータ フィールドごとの追加ができるようになりました。
この機能により、開発者は SelectionChanged
イベントの引数や AddedItems および RemovedItems コレクションに保持されている選択された / 選択されていない項目について、追加情報が得られます。
サイズ変更ハンドルが xamComboEditor ドロップダウンに追加されたため、実行時にドロップダウンのサイズを簡単に変更できます。
新しい xamDataChart スタイルは、多数のビジュアルな変更およびチャートの全体的なルック アンド フィールが向上した新しいプロパティ設定を提供します。
以下のスクリーンショットは、チャートの新しいデフォルト スタイルとこれまでのスタイルを比較しています。
新しいデフォルト スタイル:
これまでのデフォルト スタイル:
この機能により新しい SelectedDataItems
プロパティが導入され、モデル ビュー ビューモデル (MVVM) アーキテクチャを使用しながら現在選択されている xamDataGrid の項目を操作できます。
この機能により、開発者は新しい ActiveDataItem
プロパティを使用して、モデル ビュー ビューモデル (MVVM) アーキテクチャを使用しながら現在アクティブな xamDataTree データ項目を識別および操作できます。
WPF の xamDiagram を使用すると、Visio などのダイアグラム作成ツールに求められる機能をすべて備えた独自のダイアグラム作成ソリューションを作成できます。xamDiagram には、簡単なフローチャート、アクティビティ図から複雑な LinqToSQL 関係図まで、あらゆる図を描くうえで必要なすべての機能がはじめから搭載されています。
この機能により、開発者は新しい IsUndoEnabled
プロパティを使用して、入力コントロールで元に戻す / やり直し操作を有効 / 無効にすることができます。
KPI データは、 xamPivotDataSelector と xamPivotGrid コントロールを一緒に使用し、グラフィックとして表示できます。xamPivotDataSelector コントロールには、サーバーで計算された KPI のメンバーが含まれる別のフォルダーが表示されます。xamPivotGrid は、KPI またはその実際の値をグラフィックで表示します。カスタム KPI のセル テンプレートもサポートされます。
xamRadialMenu コントロールは、中央ボタンの周りに項目を表示するコンテキスト メニューです。項目を円形に配置することで項目をすばやく選択できます。各項目は中央に対して均等に配置されます。xamRadialMenu は、数値、色値、または操作を実行する項目タイプをサポートします。サブ項目もサポートします。
この機能により、新しい "Office 2013" のテーマを使用したときに表示される xamRibbon のバックステージの外観が新しくなります。
この機能により、HTML シリアライザーのメソッドを呼び出す、または HTML ドキュメント アダプターをバインドすることで xamRichTextEditor コントロールとの間で HTML データをインポート / エクスポートできます。
この機能により、入力メソッド構成と候補リストを使用して xamRichTextEditor コントロールの編集領域にアジア言語を直接入力できます。
この機能により、入力メソッド構成と候補リストを使用して xamSyntaxEditor コントロールの編集領域にアジア言語を直接入力できます。