バージョン

列のピン固定

このトピックでは、XamDataGrid コントロールを使用した列のピン固定を実装するプロセスの手順を追って説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

前提条件

本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

トピック 目的

XamDataGrid を使用した作業の開始

このトピックでは、XamDataGrid コントロールをビューに追加し、サンプル データを生成するために必要な基本的な手順を紹介します。

列の作業

このトピックでは、XamDataGrid コントロールの列を操作する際のコード例を紹介します。

概要

XamDataGrid コントロールは列をピン固定する機能をサポートし、エンド ユーザーが特定の列順序で列をロックできます。

単一または複数の列をデータ グリッドの左側または右側にピン固定できます。その他、‘PinColumn’ 関数を介して列のピン固定状態を変更できます。

列のピン固定プロパティ

データグリッドの列ピン固定APIは、列の Pinned プロパティ、つまり PinnedPositions を設定するか、グリッドの PinColumn 関数を設定することで有効にできます。

Pinned プロパティに 3 つのオプションがあります。

  • Left - Left を有効にすると、ピン固定した列がグリッドの左側に配置されます。

  • Right - Right を有効にすると、ピン固定した列がグリッドの右側に配置されます。

  • None - None を有効にすると、列のピン固定を解除し、グリッド内のデフォルトの配置を再配置します。

ピン固定された列に近接するピン固定されていない列は、水平スクロールを維持します。

PinColumn 関数に 2 つのパラメーターがあります。最初のパラメーターはピン固定する列で、2 番目は PinnedPositions 列挙体設定です。

XAML の場合:

xmlns:ig="clr-namespace:Infragistics.XamarinForms.Controls.Grids;assembly=Infragistics.XF.DataGrid"
...
<ig:XamDataGrid ItemsSource="{Binding}">
        <ig:TextColumn HeaderText="DataName" PropertyPath="Name" HorizontalAlignment="Center" Pinned="Left" />
</ig:XamDataGrid>

C# の場合:

ContactsDataSource data = new ContactsDataSource();
XamDataGrid grid = new XamDataGrid() { ItemsSource = data };

//Pin via PinColumn function
this.grid.PinColumn(this.grid.Columns[0], PinnedPositions.Left);
//Pin via Pinned property
this.DataGrid.Columns[0].Pinned = PinnedPositions.Left;

以上のコード スニペットは以下のような XamDataGrid になります。

datagrid-column-pinning.png

関連コンテンツ

以下の表は、このトピックに関連するトピックを示します。

トピック 目的

行のグループ化

このトピックでは、XamDataGrid コントロールで行のグループ化のコード例を紹介します。