バージョン

データ バインディング

このトピックは、 XamPieChart コントロールにデータをバインドする方法を示します。トピックの最後で、完全なコード例を提供します。

トピックは以下のとおりです。

概要

以下の手順は、XamPieChart コントロールをデータ コレクションにバインドする方法を示します。データ コレクションを定義し、Pie Chart コントロールをアプリケーションに追加し、そのコントロールの ItemsSource をデータ コレクションのインスタンスにバインドします。

プレビュー

PieChart DataBinding 01.png

図 1: コード例で実装された XamPieChart

要件

「NuGet パッケージで参照を追加」を参照してください。

以下の名前空間を追加します。

XAML の場合:

xmlns:ig="clr-namespace:Infragistics.XamarinForms.Controls.Charts;assembly=Infragistics.XF.Charts"

C# の場合:

using Infragistics.XamarinForms.Controls.Charts;

概要

  1. データ モデルの定義

  2. Pie Chart コントロールのインスタンスの追加

  3. (オプション) 結果の検証

手順

  1. データ モデルを定義します

データをモデル化するためのクラスを作成します。以下のコードは、シンプルな値とラベルのペアを表す DataItem クラス、およびそれらのペアのコレクションを表す Data クラスを作成します。

C# の場合:

public class DataItem
{
    public string Label { get; set; }
    public double Value { get; set; }
}

public class Data : ObservableCollection<DataItem>
{
    public Data()
    {
        Add(new DataItem { Label = "Item 1", Value = 5 });
        Add(new DataItem { Label = "Item 2", Value = 6 });
        Add(new DataItem { Label = "Item 3", Value = 3 });
        Add(new DataItem { Label = "Item 4", Value = 7 });
        Add(new DataItem { Label = "Item 5", Value = 5 });
    }
}
  1. XamPieChart コントロールのインスタンスを追加します。

レイアウト ルートにデータ コレクションのインスタンス、凡例インスタンス、および Pie Chart のインスタンスを追加します:

XAML の場合:

<Grid x:Name="layoutRoot">
    <ig:ItemLegend x:Name="legend"/>
     <ig:XamPieChart x:Name="pieChart"
                    LabelMemberPath="Label"
                    ValueMemberPath="Value"
                    Legend="{x:Reference legend}">
	<ig:XamPieChart.ItemsSource>
        <local:Data/>
      </ig:XamPieChart.ItemsSource>
    </ig:XamPieChart>
</Grid>
  1. (オプション) 結果を確認します

結果を検証するために、アプリケーションを実行します。Pie Chart コントロールのデータ コレクションへのバインドが成功すれば、結果のチャートは上記の図 1 に示すようなものになります。