バージョン

比較マーカーの構成

トピックの概要

目的

このトピックではコード例を使用して、 XamBulletGraph コントロールの比較目盛マーカーを構成する方法を説明します。説明には、マーカーの値、幅、および書式設定が含まれます。

前提条件

本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

トピック 目的

このトピックでは、主要機能、最小要件、ユーザー機能など、 XamBulletGraph コントロールに関する概念的な情報を提供します。

このトピックでは、XamBulletGraph コントロールを Xamarin.Forms アプリケーションに追加する方法を説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

比較マーカーの構成

比較マーカー構成の概要

比較マーカーは、パフォーマンス バーが示す値と比較された値をスケールに表示します。比較値は、目標売上高などの目標値または値の超過限度を示す制限値 (体温計の37℃の発熱の目安) にすることができます。

比較目盛マーカーが示す値およびスケール上の位置は、TargetValue プロパティで設定します。比較マーカーは、そのスケール全域で位置やサイズ ( TargetValueInnerExtent および TargetValueOuterExtent)、幅 ( TargetValueBreadth) およびルック アンド フィール (塗りつぶし色 - TargetValueBrush、境界線の線幅 - TargetValueStrokeThickness、境界線の色 – TargetValueOutline) に関して各プロパティでカスタマイズできます。

BulletGraph Configuring the Comparative Marker 1.png

比較マーカー構成の概要表

以下の表で、XamBulletGraph コントロールの比較マーカーで構成できる要素を簡単に説明し、構成に使用するプロパティにマップします。

構成可能な点 プロパティ デフォルト値

表示値

設定なし

3.0

内側の端

0.3

外側の端

0.85

塗りつぶし色

デフォルト カラー

境界線の線幅

1.0

境界線の色

デフォルト カラー

プロパティ設定

以下の表では、任意の動作と各プロパティ設定のマップを示します。

構成の目的: 詳細 使用するプロパティ: 設定の選択肢:

表示する値

表示する値

スケールのメジャーにおける任意の値

マーカーの幅

任意の値 (ピクセル)

内側の端

水平方向で比較マーカーが位置する下端、または垂直方向で位置する左端。

方向に応じた、グラフ領域の高さと幅の相対部分として必要な値。小数で指定 (例: 0.2 )

外側の端

水平方向で比較マーカーが位置する上端、または垂直方向で位置する右端。

方向に応じた、グラフ領域の高さと幅の相対部分として必要な値。小数で指定 (例: 0.2 )

塗りつぶし色

マーカーの塗りつぶし色

任意の色

境界線の線幅

マーカーの境界線の幅

任意の値 (ピクセル)

境界線の色

マーカーの境界線の色を構成

任意の色

以下のスクリーンショットは、下記設定の結果、 XamBulletGraph の外観がどのようになるかを示しています。

BulletGraph Configuring the Comparative Marker 2.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamBulletGraph x:Name="bulletGraph"
                       TargetValue="70"
                       TargetValueBreadth="10"
                       TargetValueBrush="Yellow"
                       TargetValueOutline="#ff006400"
                       TargetValueStrokeThickness="2"
                       TargetValueInnerExtent="0.3"
                       TargetValueOuterExtent="0.8" />

C# の場合:

bulletGraph.TargetValue = 70;
bulletGraph.TargetValueBreadth = 10;
bulletGraph.TargetValueBrush = new SolidColorBrush(Color.FromRgb(0, 64, 0));
bulletGraph.TargetValueOutline = new SolidColorBrush(Color.Yellow);
bulletGraph.TargetValueStrokeThickness = 2;
bulletGraph.TargetValueInnerExtent = .3;
bulletGraph.TargetValueOuterExtent = .8;

関連コンテンツ

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックではコード例を使用して、 XamBulletGraph コントロールのスケールを構成する方法を説明します。説明には、コントロール内のスケールの配置、スケールの目盛およびラベルの構成が含まれます。

このトピックでは例を使用して、 XamBulletGraph コントロールのパフォーマンス バーを構成する方法を説明します。説明には、バーが示す値、幅、位置、および書式設定が含まれます。

このトピックではコード例を使用して、 XamBulletGraph コントロールの範囲を構成する方法を説明します。説明には、範囲の数、位置、長さ、幅、および書式設定が含まれます。

このトピックではコード例を使用して、ブレット グラフの背景を構成する方法を説明します。説明には、背景のサイズ、位置、色、および境界線の設定が含まれます。