大きなデータ ポイントのセットを描画する際に XamScatterSurface3D コントロールのパフォーマンスを最適化する方法について説明します。
xamScatterSurface3D コントロールは、数千ポイントで構成される 3D 表示の描画用に最適化されています。描画するポイントの正確な数はハードウェア構成によって異なり、コントロールのパフォーマンスを最適化する方法がいくつかあります。
以下の表は、xamScatterSurface3D コントロールのパフォーマンスの最適化について要約したものです。詳細は、表の後に記載されています。
xamScatterSurface3D コントロールに含まれるビルトイン サンプルは、パフォーマンスを向上するためにデータ ポイントをコントロールへバインドするサンプルです。適用されるサンプリングのしきい値は、 SamplingThreshold プロパティによって決定されます。
ポイント数が SamplingThreshold
値より大きい場合、ポイントが標準グリッドに連結され、行数および列数は SamplingThreshold
値の平方根になります。
デフォルトの SamplingThreshold
値は 10000 ポイントです。状況に応じて変更できます。
xamScatterSurface3D コントロールへパスする前にカスタム サンプリング ロジックを適用できます。
xamScatterSurface3D コントロールのパフォーマンスは、パフォーマンスに影響する可能性のあるビジュアル プロパティや動作を無効にして向上できます。
xamScatterSurface3D 軸間隔と範囲に固定値を設定し、コントロールのパフォーマンスを向上できます。
以下は無効にできる機能の一覧です。
マーカー
軸のグリッド線
十字線
ツールチップ
回転
スケーリング/ズーミング
本トピックに関連する追加情報については、以下のトピックを参照してください。