バージョン

データ ポイント マーカーの構成

トピックの概要

目的

このトピックは、 XamScatterSurface3D コントロールでデータ ポイント マーカーを構成する方法を説明します。

前提条件

本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

トピック 目的

このトピックでは、 xamScatterSurface3D コントロールを短時間で起動、実行するために役立つ詳細な操作方法を紹介します。

このトピックでは、このコントロールでサポートする機能を開発者の観点から説明します。

このトピックでは、コントロールの視覚要素についての概要を紹介します。

以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要な外部トピックの一覧です。

素材の定義

記事 目的

この記事は、WPF で抽象 Material クラスを使用する方法について説明します。

この記事は、WPF で DiffuseMaterial クラスを定義および使用する方法について説明します。

3D メッシュジオメトリの定義

記事 目的

このトピックは 3D 図形に三角形プリミティブを作成する方法について説明します。

データ ポイント マーカーの表示

概要

xamScatterSurface3D コントロールで XamScatterSurface3D ShowPointMarkers プロパティを使用してデータポイント マーカーを表示/非表示にします。

デフォルトでデータ ポイント マーカーは非表示でプロパティ値は False です。

Note
注:

データ ポイント マーカーの表示は、xamScatterSurface3D コントロールのパフォーマンスに影響を与える場合があります。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマッピングを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定の選択肢:

データ ポイント マーカーの表示/非表示

True/False

以下の設定は、以下のコードの結果として xamScatterSurface3D コントロールの外観がどのようになるかを示しています。

プロパティ

True

Configuring Data Point Markers 1.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamScatterSurface3D Name="SurfaceChart"
 ItemsSource="{Binding Path=DataCollection}"
 XMemberPath="X" YMemberPath="Y" ZMemberPath="Z"
 ShowPointMarkers="True"/>

C# の場合:

…
SurfaceChart.ShowPointMarkers = true;

Visual Basic の場合:

…
SurfaceChart.ShowPointMarkers = True

データ ポイント マーカー マテリアルの構成

概要

XamScatterSurface3D PointMarkerMaterial プロパティを使用して xamScatterSurface3D コントロール マーカーのマテリアルを構成します。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマッピングを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定の選択肢:

マーカー マテリアルの構成

Material

以下のコードは、以下の設定の結果マーカーの外観がどのようになるかを示します。

プロパティ

<DiffuseMaterial Brush="Red" />

Configuring Data Point Markers 2.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamScatterSurface3D Name="SurfaceChart"
 ItemsSource="{Binding Path=DataCollection}"
 XMemberPath="X" YMemberPath="Y" ZMemberPath="Z"
 ShowPointMarkers="True">
    <ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerMaterial>
        <DiffuseMaterial Brush="Red" />
    </ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerMaterial>
</ig:XamScatterSurface3D>

C# の場合:

…
var diffuseMaterial = new DiffuseMaterial();
diffuseMaterial.Brush = new SolidColorBrush(Colors.Red);
SurfaceChart.ShowPointMarkers = true;
SurfaceChart.PointMarkerMaterial = diffuseMaterial;

Visual Basic の場合:

…
Dim diffuseMaterial = New DiffuseMaterial()
diffuseMaterial.Brush = New SolidColorBrush(Colors.Red)
SurfaceChart.ShowPointMarkers = True
SurfaceChart.PointMarkerMaterial = diffuseMaterial

データ ポイント マーカー メッシュの構成

概要

XamScatterSurface3D PointMarkerMesh プロパティを使用して 3D マーカー図形を構成します。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマッピングを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定の選択肢:

3D マーカー メッシュを作成します。

MeshGeometry3D

以下のコードは、以下の設定の結果マーカーの外観がどのようになるかを示します。

Configuring Data Point Markers 3.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamScatterSurface3D Name="SurfaceChart"
 ItemsSource="{Binding Path=DataCollection}"
 XMemberPath="X" YMemberPath="Y" ZMemberPath="Z"
 ShowPointMarkers="True">
    <ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerMaterial>
        <DiffuseMaterial Brush="Red" />
    </ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerMaterial>
    <ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerMesh>
        <MeshGeometry3D Positions="-0.01 0.01 0.01, -0.01 -0.01 0.01,
                                    0.01 0.01 0.01, 0.01 -0.01 0.01,
                                    0.01 0.01 -0.01, 0.01 -0.01 -0.01,
                                   -0.01 0.01 -0.01, -0.01 -0.01 -0.01"
                        TextureCoordinates="0 0, 0 1, 1 0, 1 1,
                                            0 0, 0 1, 1 0, 1 1"
                        TriangleIndices="0  1  2,  1  3  2,
                                         6  7  0,  7  1  0,
                                         4  6  2,  6  0  2,
                                         2  3  4,  3  5  4,
                                         3  1  5,  1  7  5,
                                         4  5  6,  5  7  6" />
    </ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerMesh>
</ig:XamScatterSurface3D>

データ ポイント マーカー テンプレートの構成

概要

XamScatterSurface3D PointMarkerTemplate プロパティを使用して xamScatterSurface3D コントロール マーカーの DataTemplate を使用します。

Note
注:

DataTemplate を表示するには、PointMarkerMaterialViewport2DVisual3D.IsVisualHostMaterial アタッチ プロパティを True にします。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマッピングを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定の選択肢:

各マーカーに DataTemplate を設定します。

DataTemplate

以下のスクリーンショットは、以下のコードの結果として xamScatterSurface3D コントロールがどのような外観になるかを示します。

Configuring Data Point Markers 4.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamScatterSurface3D Name="SurfaceChart"
 ItemsSource="{Binding Path=DataCollection}"
 XMemberPath="X" YMemberPath="Y" ZMemberPath="Z"
 ShowPointMarkers="True">
    <ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerMaterial>
        <DiffuseMaterial Viewport2DVisual3D.IsVisualHostMaterial="True" />
    </ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerMaterial>
    <ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerTemplate>
        <DataTemplate>
            <Rectangle Height="100" Width="100" Fill="Red" />
        </DataTemplate>
    </ig:XamScatterSurface3D.PointMarkerTemplate>
</ig:XamScatterSurface3D>

関連コンテンツ

以下のトピックでは、このトピックに関連する追加情報を提供しています。

トピック 目的

本トピックは、 xamScatterSurface3D コントロールのデータ ポイント マーカー マウス イベントの概要を説明します。