バージョン 20.2

Infragistics Math Calculators

このトピックでは、 Infragistics Math Calculators ライブラリを紹介し、数学的および統計的演算のために計算式で作業する方法を説明します。

概要

Infragistics Math Calculators は、各種計算を行うための、すべてのインフラジスティックスの Ultimate UI for WPF 製品と使用できる数学および統計的な計算式のライブラリです。

サポートされる計算

このセクションは、Infragistics Math Calculators ライブラリおよび対応する計算式でサポートされる計算のリストです。

計算の概要

計算式のタイプ

Infragistics Math Calculator は、以下の計算式タイプに分類できます。

計算式タイプ 説明

値計算式

単一の値を計算する Infragistics Math Calculator グループを表します。値計算式を xamDataChart コントロールと統合する方法の例については、 値オーバーレイおよび シリーズ データの相関のトピックを参照してください。

誤差範囲の計算式

xamDataChart コントロールにおけるシリーズ オブジェクトの誤差範囲の長さを計算する Infragistics Math Calculator のグループを表します。Error Bars Calculator を xamDataChart コントロールと統合する方法の例については、「 シリーズ誤差範囲」トピックを参照してください。

値計算式

計算記名 説明

一連のデータの平均値を計算するクラスを表します。

一連のデータの中央値を計算するクラスを表します。

一連のデータの分散を計算するクラスを表します。

データ セット内の 2 つの変数の相関を計算するクラスを表します。

一連のデータの標準偏差を計算するクラスを表します。

一連のデータの標準誤差を計算するクラスを表します。

誤差範囲の計算式

計算記名 説明

誤差範囲のカスタム値を提供するクラスを表します。

誤差範囲の固定値を計算するクラスを表します。

誤差範囲の値のパーセントを計算するクラスを表します。

一連のデータの標準偏差を計算するクラスを表します。

一連のデータの標準誤差を計算するクラスを表します。

要件

このセクションは、Infragistics Math Calculator で作業を開始する前に満たす必要のある要件をリストします。

アセンブリの要件

Infragistics Math Calculators ライブラリを使用するには、以下が必要です。

アセンブリ名 説明

InfragisticsWPF4.Math.Calculators.v20.2.dll

相関、平均、中央値、バリアンスなど多くの数値を計算するための Math Calculators を含む Ultimate UI for WPF アセンブリ。

InfragisticsWPF4.Math.v20.2.dll

標準的な数学定数と多様な数学的なオブジェクトで機能するように設計された汎用的な数学関数を含む Ultimate UI for WPF アセンブリ。

InfragisticsWPF4.v20.2.dll

Infragistics アセンブリによって使用される共有機能を含む Ultimate UI for WPF アセンブリ。

データ要件

データ要件は、計算式のタイプにより異なります。Infragistics Math Calculators のデータ要件に関する詳細は、次のセクションにリストされる各トピックを参照してください。

Infragistics Math Calculators の使用