バージョン

DataBindings プロパティ (WebScheduleDataProviderBase)

データバインド操作を処理する前に追加される ScheduleDataBinding のコレクションにアクセスします。
シンタックス
'宣言
 
Protected ReadOnly Property DataBindings As DataBindingCollection
protected DataBindingCollection DataBindings {get;}

プロパティ値

RegisterDataBindings が完了した後に呼び出された場合、現在の操作に関連する ScheduleDataBinding インスタンスの一時コレクション。
解説

ScheduleDataBinding をすでにカスタマイズまたは拡張していて、さらに WebScheduleDataProviderBase クラスを拡張する場合は、RegisterDataBindings メソッドをオーバーライドして、このコレクションに独自の ScheduleDataBindings を登録します。

RegisterDataBindings のデフォルトの実装は、データ バインディング フレームワークによって渡された DataContext に基づいて、操作ごとにこのコレクションに標準の WebSchedule データバインディングオブジェクトを追加します。補助クラスの独自に拡張された派生を WebSchedule オブジェクト モデルに追加する方法は 2 通りあります。1つは、 Add を呼び出して独自の ScheduleDataBinding をコレクションに追加する方法です。 この場合は、操作で要求されるコマンドの標準データバインディングオブジェクトの後に独自の ScheduleDataBinding が追加されます。もう1つは、 Clear の後に Add または AddRange を呼び出して、デフォルトのデータバインディングオブジェクトを置き換える方法です (これは、カスタムの ScheduleDataBindingResourceBinding などのいずれかの標準 WebSchedule クラスのサブクラスである場合に必要となります)。

データバインド処理が開始された後で、追加のデータバインディングオブジェクトを DataBindingsコレクションに登録しようとしないでください( つまり、 RegisterDataBindingsのオーバーライド実装で考えられるすべてのデータコンテキストを考慮しなければならない場合、このような登録はすべて、 RegisterDataBindings のオーバーライドの中か、 または 現在の操作の Fetch または Updateメソッド実装の冒頭のどちらかで行うことが推奨されます。 後者を使用すると、 Operation プロパティに基づいて DataContext を識別しなければならない問題を回避できます)。

参照