バージョン

データのバインド

始める前に

コントロールの Data プロパティの XamBarcode シリーズは、エンコードしたい値を割り当てるために使用するものです。Data プロパティは依存プロパティで、値を設定するためにデータ バインドを使用できます。

達成すること

データを XamQRCodeBarcode コントロールの Data プロパティにバインドします。

次の手順を実行します

  1. XamQRCodeBarcode コントロールをアプリケーションに追加します。これに関する詳細は以下のトピックを参照してください。

  1. INotifyPropertyChanged インターフェイスを実装する BarcodeData という名前のクラスを作成し、Data プロパティを追加します。これは値が変更された場合に通知を提供します。

C# の場合:

using System.ComponentModel;

public class BarcodeData : INotifyPropertyChanged
{
        public BarcodeData()
        {
                Data = string.Empty;
        }
        private string barcodeData;
        public string Data
        {
                get
                {
                        return barcodeData;
                }
                set
                {
                        barcodeData = value;
                        RaisePropertyChanged();
                }
        }
        public event PropertyChangedEventHandler PropertyChanged;
        private void RaisePropertyChanged()
        {
                if (PropertyChanged != null)
                {
                        PropertyChanged(this,
                        new PropertyChangedEventArgs("Data"));
                }
        }
}
  1. BarcodeData クラスのインスタンスをコントロールの DataContext プロパティに指定します:

C# の場合:

var barcodeData = new BarcodeData();
Barcode.BindingContext = barcodeData;
  1. プロパティにコントロールをバインドします。

XAML の場合:

<ig:XamQRCodeBarcode x:Name="Barcode" Data="{Binding Data}" />
  1. 値を BarcodeData インスタンスの Data プロパティに指定します。

C# の場合:

barcodeData.Data = "324654";
Note
注:

この例は、ハードコーディングされた値をコントロールに割り当てます。ただし、実環境アプリケーションでは、データベース、アプリケーション ロジック、またはバーコード スキャナーから値を指定できます。どこから値を取得するかにかかわらず、この例では値がどのようにコントロールに指定されるのかを示します。BarcodeData クラスの Data プロパティが変わるたびに、コントロールは変更を表示します。

  1. アプリケーションを保存して実行します。