バージョン

ScheduleListDataSource とデータへのバインド (XamScheduler)

目的

このトピックでは、コントロールを ScheduleListDataSource を使用してデータ ソースへバインドする方法を説明します。

前提条件

トピック 目的

このトピックでは、XamScheduler コントロール シリーズの概要を説明します。

概要

XamScheduler コントロールを DataSource プロパティでデータ ソースにバインドできます。このプロパティは ScheduleDataSource 型のオブジェクトを承諾します。この抽象基本クラスの実装は ScheduleListDataSource クラスです。

主なプロパティ

以下の表は、ScheduleListDataSource のインスタンスを構成する主なプロパティをリストします。

プロパティ 目的

このプロパティを IEnumerable インターフェイスを実装するオブジェクトに設定し、コントロールで使用する Appointment のセットを提供できます。

このプロパティを IEnumerable インターフェイスを実装するオブジェクトに設定し、コントロールで使用する ScheduleResource のセットを提供します。

Note
注:

カスタム オブジェクト型をアクティビティおよびリソースで使用できますが、プロパティ マッピングを定義する必要があります。この手順は「カスタム エンティティ型の使用 (XamScheduler)」トピックで説明されます。

コード例

以下のコードは、XAML で XamScheduler コントロールを作成し、データ ソースを ScheduleListDataSource のインスタンスに設定する方法を紹介します。ScheduleListDataSource の予定およびリソースはバインディング コンテキストで Appointments および Resources フィールドにバインドされます。

XAML の場合:

<ig:XamScheduler>
    <ig:XamScheduler.DataSource>
        <ig:ScheduleListDataSource
            AppointmentItemsSource="{Binding Appointments}"
            ResourceItemsSource="{Binding Resources}" />
    </ig:XamScheduler.DataSource>
</ig:XamScheduler>

以下のコードは、1 つの予定がある ScheduleListDataSource を作成し、「scheduler1」という名前の XamScheduler コントロールに設定する方法を示します。

C# の場合:

ObservableCollection<Appointment> appointments = new ObservableCollection<Appointment>();
appointments.Add(new Appointment()
{
    Start = DateTime.Now,
    End = DateTime.Now,
    Subject = "Daily Meeting 1",
    Location = "Conference Room #1",
    ResourceId = "ID1"
});

ScheduleListDataSource listDataSource = new ScheduleListDataSource();
listDataSource.AppointmentItemsSource = appointments;

this.scheduler1.DataSource = listDataSource;

関連トピック

トピック 目的

このトピックでは、コントロールをカスタム エンティティ型を使用するデータ ソースへバインドする方法を説明します。

このトピックは Appointment アクティビティ型を説明します。

このトピックは、XamScheduler コントロールのリソース概念について説明します。