xamRibbon™ コントロールは通常、他のコントロールと同じように Window のクライアント領域内に表示されます。このレイアウトは、Window のタイトル バーの下に xamRibbon を配置します。ただし、Microsoft® Office® 2007 アプリケーションはリボンをタイトル バーに結合し、Window のアイコンをアプリケーション メニューで置き換えることに注意してください。この同じ効果を達成するには、xamRibbon と連動して xamRibbonWindow を使用する必要があります。このトピックは、 xamRibbon をアプリケーションに追加する方法を理解していることを前提とします。
以下のスクリーンショットは、Microsoft® Windows® Presentation Foundation Window 内で xamRibbon を使用することと xamRibbonWindow と連動して xamRibbon を使用することの相違を説明します。
xamRibbonWindow を使用して xamRibbon をウィンドウのタイトル バーに結合します。
まだ実行していなければ、開始 Window タグ内で xamRibbon の名前空間宣言を追加します。
XAML の場合:
xmlns:igRibbon="http://infragistics.com/Ribbon"
igRibbon:XamRibbonWindow で開始 Window タグと終了 Window タグを置き換えます。
XAML の場合:
<!--<Window …></Window> の代わりに--> <igRibbon:XamRibbonWindow … > </igRibbon:XamRibbonWindow>
RibbonWindowContentHost 要素の開始タグと終了タグを xamRibbonWindow の最初で唯一の子として追加します。
レイアウト パネルの外で RibbonWindowContentHost 要素を宣言する必要があります。
XAML の場合:
… <igRibbon:RibbonWindowContentHost> <Grid> <!-- Microsoft® Windows® Presentation Foundation は、このデフォルト レイアウト パネルを作成します。コントロールをここで追加できます。 xamRibbon コントロールは、このレイアウト パネルの外で宣言されます。 --> </Grid> </igRibbon:RibbonWindowContentHost> …
RibbonWindowContentHost のタグ内で RibbonWindowContentHost の Ribbon プロパティのタグを宣言します。
これらのタグ内の xamRibbon コントロールに XAML を追加できます。xamRibbon コントロールを追加する場合、配置またはレイアウト関連のプロパティを設定しないでください。xamRibbonWindow は、ウィンドウのトップで xamRibbon の結合および配置を自動的に処理します。
XAML の場合:
… <igRibbon:RibbonWindowContentHost.Ribbon> <igRibbon:XamRibbon /> </igRibbon:RibbonWindowContentHost.Ribbon> …
デフォルトの Windows® Presentation Foundation Window の代わりに Infragistics.Windows.Ribbon.XamRibbonWindow から継承するように、コード ビハインドを開き、Window のクラス宣言を変更します。
C# の場合:
public partial class Window1 : Infragistics.Windows.Ribbon.XamRibbonWindow { }
アプリケーションを実行して xamRibbon が xamRibbonWindow のタイトル バーに結合されたことを確認します。