このトピックは、xamOrgChart によってサポートされているノード選択動作を紹介し、コードに構成する方法を示します。
xamOrgChart コントロールは、以下の選択動作をサポートします。
none - ノードは選択できません
single - 一度に選択できるノードは 1 つだけです。
multiple - Ctrl または Shift キーを押しながら複数のノードを選択できます
extended - 1 つのノードとそのすべての子のノードを選択します。マウスの左ボタンをクリックして、分岐の選択を切り替えられます。
選択された状態のノードは、Ctrl キーを押しながらクリックすると選択解除することができます。
図 1: 選択された状態のノード
選択動作は xamOrgChart コントロールの SelectionType プロパティから構成できます。有効な値は None、 Single、 Multiple および Extended です。それぞれは、前述したように動作を構成します。
XAML の場合:
<ig:XamOrgChart SelectionType="None|Single|Multiple|Extended">
xamOrgChart コントロールの SelectedNodes プロパティは、現在選択された状態のノードがあるコレクションを返します。
選択が変更されると、 SelectedNodesCollectionChanged イベントが発生します。このイベントは、以下の情報を含む OrgChartNodeSelectionEventArgs オブジェクトを渡します:
OriginalSelectedNodes - 以前に選択された状態のノードがあるコレクション;
CurrentSelectedNodes - 現在選択されている状態のノードを含むコレクション。
SelectedNodesCollectionChanged イベントにイベント ハンドラーを添付します:
XAML の場合:
<ig:XamOrgChart NodeSelection="Multiple" SelectedNodesCollectionChanged="SelectedNodesChanged">
Visual Basic の場合:
Private Sub SelectedNodesChanged (sender As Object, e As OrgChartNodeSelectionEventArgs) Dim originalSelectedNodes = e.OriginalSelectedNodes Dim currentSelectedNodes = e.CurrentSelectedNodes End Sub
C# の場合:
private void SelectedNodesChanged(object sender, OrgChartNodeSelectionEventArgs e) { var originalSelectedNodes = e.OriginalSelectedNodes; var currentSelectedNodes = e.CurrentSelectedNodes; }