バージョン

複数選択の構成 (xamMultiColumnComboEditor)

トピックの概要

目的

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor™ コントロールの複数選択オプションを構成する方法を説明します。

前提条件

このトピックを理解するためには、以下のトピックを理解しておく必要があります。

トピック 目的

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor コントロールをアプリケーションに追加し、いくつかのプロパティの使用方法を説明します。

複数選択構成の概要

複数選択構成の概要表

以下の表は、 xamMultiColumnComboEditor コントロールの複数選択の構成可能な要素について簡単に説明し、それらを構成するプロパティにマップします。詳細は、表の後に記載されています。

構成可能な項目 詳細 プロパティ

複数選択を有効にして、複数の xamMultiColumnComboEditor 項目を同時に選択できるようにします。

xamMultiColumnComboEditor 項目のチェックボックスの表示を有効にして、複数選択ができるようにします。

選択された値のデリミター記号をカスタマイズします。

複数項目選択を有効にする

概要

AllowMultipleSelection プロパティで xamMultiColumnComboEditor の複数項目選択を有効にします。

キーボードの CTRL キーを押しながらマウスの左ボタンをクリック、または項目のチェックボックスをチェックし、複数の xamMultiColumnComboEditor 項目を選択します。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定値

複数項目選択を有効にする

true

以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、 xamMultiColumnComboEditor がどのように動作するかを示しています。

プロパティ

true

MCC Configuring Multiple Selection.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamMultiColumnComboEditor x:Name="MultiColumnComboEditor"
                              ItemsSource="{Binding Path=Products}"
                              Height="30" Width="300"
                              AutoGenerateColumns="False"
                              DisplayMemberPath="ProductName"
                              AllowMultipleSelection="True">
    <ig:XamMultiColumnComboEditor.Columns>
        <ig:TextComboColumn Key="ProductName"/>
        <ig:TextComboColumn Key="UnitsInStock"/>
    </ig:XamMultiColumnComboEditor.Columns>
</ig:XamMultiColumnComboEditor>

項目のチェックボックスの表示を有効にする

概要

項目のチェックボックスをチェックし、 xamMultiColumnComboEditor を複数選択します。そのためには、項目のチェックボックスが表示されている必要があります。

xamMultiColumnComboEditor CheckBoxVisibility プロパティで項目のチェックボックスの表示を設定します。

プロパティ設定

以下の表は、任意の構成とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定値

項目のチェックボックスで選択を有効にする

Visible

以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、 xamMultiColumnComboEditor の外観がどのようになるか示しています。

プロパティ

True

Visible

MCC Configuring Multiple Selection 2.png

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<ig:XamMultiColumnComboEditor x:Name="MultiColumnComboEditor"
                              ItemsSource="{Binding Path=Products}"
                              Height="30" Width="300"
                              AutoGenerateColumns="False"
                              DisplayMemberPath="ProductName"
                              AllowMultipleSelection="True"
                              CheckBoxVisibility="Visible"
                              MultiSelectValueDelimiter="\">
    <ig:XamMultiColumnComboEditor.Columns>
        <ig:TextComboColumn Key="ProductName"/>
        <ig:TextComboColumn Key="UnitsInStock"/>
    </ig:XamMultiColumnComboEditor.Columns>
</ig:XamMultiColumnComboEditor>

選択された値のデリミターの構成

概要

MultiSelectValueDelimiter プロパティで、選択された値のデリミターをカスタム シンボルに構成します。

複数選択が有効な場合、選択された値はデフォルトでコンマ区切りの文字列として表示されます。

プロパティ設定

以下の表は、任意の動作とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。

目的: 使用するプロパティ: 設定値

選択された値のデリミターのカスタマイズ

char

関連コンテンツ

トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor コントロールのユーザー選択インタラクションについて説明します。

このトピックでは、 xamMultiColumnComboEditor コントロールの選択をプログラムで実行する方法を説明します。