バージョン

カスタム コンテキスト メニューの作成 (XamSpreadsheet)

トピックの概要

目的

このトピックでは、カスタム コンテキスト メニューを作成する方法を説明します。

前提条件

以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要な概念とトピックの一覧です。

タイプ コンテンツ

概念

Infragistics Excel Engine
トピック 目的

このセクションでは、 Infragistics Excel Engine のオブジェクト モデルと機能をより深く理解するうえで役立つ情報を提供します。

このトピックでは、 xamContextMenu コントロールの機能を理解するうえで役立つ情報を提供します。

このトピックでは、 XamSpreadsheet コントロールの機能を開発者の観点から詳しく説明します。

このトピックでは、 XamSpreadsheet コントロールの視覚要素の概要を紹介します。

このトピックでは、コントロールのコンテキスト メニューを使用してユーザーが実行できる操作を説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

カスタム コンテキスト メニューの作成

処理の概要

XamSpreadsheet コントロールはすべての主要な領域の組み込みコンテキスト メニューをサポートしますが、独自のカスタム コンテキスト メニューを定義することができます。

カスタム コンテキスト メニューを作成するには、以下を実行します。

  1. SpreadsheetContextMenuProvider のインスタンスを作成し、それを XamSpreadsheet の ContextMenuProvider プロパティとして設定します。

  2. ResourceDictionary を作成し、それを SpreadsheetContextMenuProvider.ResourceOverrides として設定します。

  3. xamContextMenu の 1 つ以上のインスタンスを手順 2 のリソース ディレクトリに追加して、任意の XamSpreadsheet のコンテキスト メニューをカスタマイズします。

注:

Note

コントロールが正しいコンテキスト メニューを適切にオーバーライドできるようにするには、xamContextMenu インスタンスに、 SpreadsheetContextMenuArea 列挙体からの事前定義された値で指定される「x:Key」が必要です。

コード例:カスタム コンテキスト メニューの作成

説明

この例は、以下のオプションを使用して XamSpreadsheet の「セル」領域のコンテキスト メニューを定義する方法を説明します。

  • 太字の切り替え

  • 斜体の切り替え

  • セルを上にナビゲート

  • セルを下にナビゲート

  • セルを左にナビゲート

  • セルを右にナビゲート

コード

以下のコードはこの例を実装します。

XAML の場合:

<Page
  …
  xmlns:ig="http://schemas.infragistics.com/xaml"
  xmlns:igPrim="http://schemas.infragistics.com/xaml/primitives">
<ig:XamSpreadsheet>
  <ig:XamSpreadsheet.ContextMenuProvider>
    <ig:SpreadsheetContextMenuProvider>
      <ig:SpreadsheetContextMenuProvider.ResourceOverrides>
        <ResourceDictionary>
          <ig:XamContextMenu x:Key="Cell">
            <ig:XamContextMenu.DataContext>
              <igPrim:SpreadsheetMenuDataContext />
            </ig:XamContextMenu.DataContext>
            <ig:XamMenuItem Header="Bold">
              <ig:XamMenuItem.Icon>
                <Image Source="/Assembly;component/Folder/Bold.png" />
              </ig:XamMenuItem.Icon>
              <ig:Commanding.Command>
                <igPrim:SpreadsheetCommandSource
                  CommandType="ToggleBold" EventName="Click" />
              </ig:Commanding.Command>
            </ig:XamMenuItem>
            <ig:XamMenuItem Header="Italic">
              <ig:XamMenuItem.Icon>
                <Image Source="/Assembly;component/Folder/Italic.png" />
              </ig:XamMenuItem.Icon>
              <ig:Commanding.Command>
              <igPrim:SpreadsheetCommandSource
                CommandType="ToggleItalic" EventName="Click" />
              </ig:Commanding.Command>
            </ig:XamMenuItem>
            <ig:XamMenuSeparator />
            <ig:XamMenuItem Header="Navigate Up">
              <ig:Commanding.Command>
                <igPrim:SpreadsheetCommandSource
                  CommandType="CellAbove" EventName="Click" />
              </ig:Commanding.Command>
            </ig:XamMenuItem>
            <ig:XamMenuItem Header="Navigate Down">
              <ig:Commanding.Command>
                <igPrim:SpreadsheetCommandSource
                  CommandType="CellBelow" EventName="Click" />
              </ig:Commanding.Command>
            </ig:XamMenuItem>
            <ig:XamMenuItem Header="Navigate Left">
              <ig:Commanding.Command>
                <igPrim:SpreadsheetCommandSource
                  CommandType="CellLeft" EventName="Click" />
              </ig:Commanding.Command>
            </ig:XamMenuItem>
            <ig:XamMenuItem Header="Navigate Right">
              <ig:Commanding.Command>
                <igPrim:SpreadsheetCommandSource
                  CommandType="CellRight" EventName="Click" />
              </ig:Commanding.Command>
            </ig:XamMenuItem>
          </ig:XamContextMenu>
        </ResourceDictionary>
      </ig:SpreadsheetContextMenuProvider.ResourceOverrides>
    </ig:SpreadsheetContextMenuProvider>
  </ig:XamSpreadsheet.ContextMenuProvider>
</ig:XamSpreadsheet>

関連コンテンツ

トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックでは、コマンドによりコントロールを使用してさまざまな操作を実行する方法を説明します。

このトピックでは、アクティベーション機能を開発者の観点から説明します。

このトピックでは、選択機能を開発者の観点から説明します。

このトピックでは、コントロールを使用して元に戻す / やり直し操作を設定し実行する方法を説明します。