DataRecord の削除は System.ComponentModel.IBindingList インターフェイスを実装し、その System.ComponentModel.IBindingList.AllowRemove プロパティから true を返す DataPresenterBase.DataSource にサポートされています。また、System.Collections.IList インターフェイスを実装し、その System.Collections.IList.IsReadOnly プロパティおよび System.Collections.IList.IsFixedSize プロパティ両方から false を返す DataPresenterBase.DataSource にもサポートされています。
DataRecord の削除が有効になっているという前提で、ユーザーが 1 つまたは複数の DataRecord を選択し、Delete キーを押すと、DataPresenterBase.RecordsDeleting イベントおよび DataPresenterBase.RecordsDeleted イベントが発生します。DataRecord も、まず (Record.IsSelected プロパティまたは DataPresenterBase.SelectedItems コレクション経由で) それらを選択し DataPresenterCommands.DeleteSelectedDataRecords コマンドで DataPresenterBase.ExecuteCommand を呼び出してプログラムで削除できます。
注: レコードの削除はデフォルトで有効になっています。レコードの削除を無効にするには、FieldLayoutSettings の AllowDelete プロパティを False に設定します。