このプロパティは、IEnumerable または IList の代わりにオブジェクト配列として公開されます。選択が変更されたときに、SelectedItems.Records または SelectedItems.Cells コレクションから新しいオブジェクト配列が SelectedDataItemsScope に基づいてアトミック操作で作成され、このプロパティに設定されます。コレクションの各 DataRecord の DataRecord.DataItem は新しい配列を生成するために使用されます。レコード選択を変更するには、アプリケーションがこのプロパティを明示的またはバインディングを使用してデータ項目の新しい配列に設定できます。SelectedDataItemsScope プロパティが None (デフォルト値) に設定される場合でもレコード選択を変更します。
2 つの XamDataGrid の選択およびアクティブ化を同期化するために、1 つのグリッドの ActiveDataItem および SelectedDataItems プロパティを他のグリッドのプロパティにバインドし、 両方のグリッドの SelectedDataItemsScope プロパティを 'RecordsOnly' または 'RecordsOrCells' に設定します。
注:SelectedDataItemsScope が None 以外の値に設定されない場合、選択が変更されたときに SelectedDataItems プロパティは設定されません。ActiveDataItem のように、SelectedDataItems はデフォルトで双方向にバインドします。