CalculationFrequency プロパティ

XamCalculationManager が自動的に計算を実行する頻度を取得または設定します。

シンタックス

Visual Basic

'宣言
 
Public Property CalculationFrequency As CalculationFrequency

C#

public CalculationFrequency CalculationFrequency {get; set;}

解説

CalculationFrequency プロパティは計算が実行される時を決定します。PerformCalculations メソッドがコードで明示的に呼び出されたときに、タイマーで非同期的に、値の変更に応じて同期、または手動で実行できます。

デフォルトで、計算はタイマーで非同期に実行されます。これは、長いまたは複雑な計算が実行されるときに UI スレッドがロックされないことを保証します。このモードの欠点は、コードでリクエストされた時に特定の値を計算しない場合があることです。Asynchronous モードを使用して計算値を取得する場合、ICalculationManager.EnsureCalculated メソッドを呼び出し、値が計算されていることを確認します。

Synchronous モードは、計算のソースが変更されるといつでもすべての計算を即座に更新します。Asynchronous モードと異なり、要求された時に計算されるように値は常に依存できます。このモードの欠点は、長いまたは複雑な計算が完了するまで UI スレッドをロックする場合があることです。

Manual モードでは、XamCalculationManager による計算は、PerformCalculations や ICalculationManager.EnsureCalculated など、コードでメソッドを明示的に呼び出すまで実行されません。これによって計算が実行される時期を完全に制御できます。