バージョン

ListScheduleDataConnector クラス

各種のデータ ソースから XamScheduleDataManager にスケジュール データを提供するために使用されます。
シンタックス
'宣言
 
Public Class ListScheduleDataConnector 
   Inherits ScheduleDataConnectorBase
public class ListScheduleDataConnector : ScheduleDataConnectorBase 
解説

ListScheduleDataConnector は、予定、タスク、履歴、リソースおよびリソース カレンダーのデータを取得するためのデータ ソースを指定するためにプロパティを公開します。こうしたスケジュール オブジェクトは、XamScheduleDataManager.DataConnector プロパティが ListScheduleDataConnector のこのインスタンスに設定される XamScheduleDataManager に提供されます。

すべてのデータ ソースが必要なわけではありません。しかし少なくとも ResourceItemsSource および AppointmentItemsSourceTaskItemsSource、または JournalItemsSource のいずれか 1 つが有益なセットアップには必要です。リソース機能 1 つに対して複数のカレンダーを利用する場合は、ResourceCalendarItemsSource も指定する必要があります。

データ ソースは、IEnumerable インターフェイスを実装する任意のオブジェクトが可能です。クラスで公開されている対応するプロパティ マッピング コレクションを使用して、データ ソース オブジェクトのプロパティまたはフィールドを対応するスケジュール オブジェクトのプロパティへマップするプロパティ マッピングを指定する必要があります。たとえば、AppointmentPropertyMappings を使用して、AppointmentItemsSource のデータ オブジェクトのプロパティまたはフィールドを Appointment クラスのプロパティへマップします。Infragistics.PropertyMappingCollection<TKey,TMapping>.UseDefaultMappings プロパティをマッピング コレクションに設定し、データ項目のプロパティ名またはフィールド名が、スケジュール オブジェクト モデルの対応するクラスのプロパティ名と同じであることを示すことができます。プロパティ名が異なる場合、そのプロパティのマッピング コレクションにエントリを追加できます。

たとえば、UseDefaultMappingsAppointmentPropertyMappings コレクションで true に設定すると、AppointmentItemsSource のデータ オブジェクトには、Appointment クラスのプロパティと同じ名前を持つプロパティまたはフィールドが入っていると見なされます。1 つまたは複数のプロパティ名が一致しない場合、それらのプロパティのマッピング コレクションにエントリを追加できます。その他のプロパティでは、デフォルト マッピングが使用されます。UseDefaultMappings を false のままにしておく場合、マップする各プロパティのマッピング コレクションにエントリを追加する必要があります。正しく機能するためにはあるプロパティのデータが必要です。どのプロパティが必要かについて詳しくは、AppointmentPropertyJournalPropertyTaskPropertyResourceProperty、および ResourceCalendarProperty 列挙型を参照してください。

参照