バージョン

XamCalculationManager クラス

数式計算機能をコントロールに提供します。
シンタックス
'宣言
 
Public Class XamCalculationManager 
   Inherits System.Windows.FrameworkElement
   Implements ICalculationManager 
public class XamCalculationManager : System.Windows.FrameworkElement, ICalculationManager  
解説

XamCalculationManager は、オブジェクトの計算ネットワークを作成し、数式計算に対するソース値の提供をコントロールすると同時に数式計算結果のターゲットになります。

  • XamCalculationManager の NamedReferences コレクションを使用して設定されている NamedReference により、その名前を使用して他のオブジェクトの数式内で参照できる値を定義できるようにします。NamedReference も、値が数式計算の結果になる場合それに関連した数式を持ちます。
  • TextBox(または DependencyObject)のようなコントロールは、数式計算の結果のターゲットとともにその他の数式に対する値のソースになります。デフォルトでは、コントロールの Name(FrameworkElement.Name)は他のオブジェクトの数式内でそれを参照するために使われます。計算ネットワーク内にコントロールを含めるためには、XamCalculationManager のCalculationManagerProperty と コントロール上の ControlSettingsProperty の添付プロパティを指定する必要があります。
  • XamDataPresenter および XamDataGrid のフィールド / 列およびそれらの集計は計算ネットワークに参加できます。フィールド / 列 / 集計には、外部コントロールおよび名前付き参照の値だけでなく、他のフィールド / 列 / 集計値からの値を派生する式を割り当てることができます。

計算ネットワーク内のオブジェクトの式は、他のオブジェクトの値(それらのオブジェクトが他の式の計算のターゲットであったとしても)をそれらの参照パス(それは通常コントロールの名前または名前付き参照またはフィールド / 列 / 集計の名前です)を用いて参照することができます。式中で使われるパスは参照パスとして参照され、それは相対パスか絶対パスのいずれかです。コントロールの相対パスおよび名前付き参照は 「[Name]」 の形をとり、絶対パスは 「[//Name]」 の形をとります。フィールド / 列 / 集計の場合、参照パスは再び単に「[Name]」で、絶対パスは特定のフィールド / 列 / 集計を完全に識別する他の部分に沿ったデータ プレゼンター / データグリッドの名前を含みます。

参照