WinTree™ は、データの単一または複数列の表示をサポートします。この機能は UltraTree オブジェクトの ColumnSettings プロパティによって制御されます。ColumnSettings プロパティは WinTree コントロールによって表示される列に適用するすべてのプロパティを定義します。
Infragistics® WinGrid™ コントロールで経験がある場合、これらのプロパティのいくつかが UltraGridOverride オブジェクトにあるプロパティに類似していることを知っておくと役立つ場合があります。
ColumnSets プロパティは、ColumnSetsCollection タイプで、これはそれぞれが UltraTreeNodeColumns のセットを定義する UltraTreeColumnSet オブジェクトのコレクションです。UltraTreeColumnSet オブジェクトはツリーの列のセットにプロパティを定義します。これらのプロパティを使用すれば、複数のエンドユーザーによる列の操作を制限することが可能です。たとえば、AllowColMoving は、列をドラッグ アンド ドロップして表示可能な場所を変更できるかどうかを決定します(詳細は、 「WinTree 内で列を移動」トピックを参照してください)。もうひとつの一般的に使用されるプロパティは、エンドユーザーが列ヘッダーをクリックして列の行をソートできるかどうかを決定する AllowSorting です(詳細は、 「WinTree 内で列をソート」トピックを参照してください )。これらのすべてのプロパティ設定は、UltraTreeColumnSettings オブジェクトを通して WinTree の ColumSets コレクション全体に適用可能です。また、個々の ColumnSet は、UltraTreeColumnSet および UltraTreeNodeColumn オブジェクトのプロパティを使用してオーバーライドできます。