バージョン

WinTree 内で列を移動

Ultimate UI for Windows Forms 2005 Volume 2 の WinTree では、列サポートに加えて、列の移動機能もサポートされました。列をプログラムから移動するには、各列の LayoutInfoOriginXOriginY を変更します。また、エンド ユーザーは列ヘッダをドラッグ アンド ドロップして列を移動できます。

エンド ユーザーが列単位で列を移動できないようにするには、列の AllowMoving プロパティを使用します。また、特定の列セットのすべての列を移動できないようにするには UltraTreeColumnSet の AllowColMoving プロパティを使用し、すべての列セットの列を移動できないようにするには UltraTreeColumnSetting の AllowColMoving プロパティを使用します。

Note

注: デザインタイムに ColumnSet レイアウト デザイナ を使用して、<a style="hs-build-flags: win-forms" href="">UltraTreeColumnSet</a> の列のレイアウトをカスタマイズできます。

変更前の WinTree は次のスクリーンショットのとおりです。

WinTree Moving Columns in the WinTree 01.png

列を移動するには、列ヘッダの上で左ボタンを押したまま、列を新しい位置にドラッグします。列ヘッダをドラッグすると、有効なドロップ位置を示すドロップ インジケータ(列ヘッダを他の列の隣に配置する場合は赤の矢印のペア、空のスロットにドロップする場合は赤の四角形)が表示されます。

たとえば "First Name" 列を "Last Name" 列の前に移動する場合は、"First Name" 列のヘッダをクリックして "Last Name" 列のヘッダの上にドラッグします。"Last Name" 列ヘッダの左端の上に来ると、赤の矢印が"Last Name" 列の左端に表示されます(次のスクリーンショットを参照)。 これは、"First Name" 列が "Last Name" 列の左に配置されることを示します。

WinTree Moving Columns in the WinTree 02.png

マウスを放すと、赤のドロップインジケータの位置に基づいて列が配置されます。

Note

注: ドロップ インジケータが表示されていないところでマウスを放すと、ドラッグ操作はキャンセルされ、列の位置は変更されません。

WinTree Moving Columns in the WinTree 03.png
Note

注: WinTree では現在列の選択はサポートされていないため、一度に移動できる列は 1 列のみです。