バージョン

元に戻す / やり直しの操作 (UltraSpreadsheet)

トピックの概要

目的

このトピックでは、コントロールを使用して元に戻す / やり直し操作を設定し実行する方法を説明します。

前提条件

以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要な概念とトピックの一覧です。

タイプ コンテンツ

概念

Infragistics Excel Engine

トピック 目的

このセクションでは、 Infragistics Excel Engine のオブジェクト モデルと機能をより深く理解するうえで役立つ情報を提供します。

このトピックでは、 UltraSpreadsheet コントロールの機能を開発者の観点から詳しく説明します。

このトピックでは、 UltraSpreadsheet コントロールの視覚要素の概要を紹介します。

元に戻す / やり直しの構成の概要

元に戻す / やり直しの構成の概要

UltraSpreadsheet コントロールは、 Infragistics Undo/Redo Framework を使用して、ユーザーが行った変更に対して、堅牢な元に戻す / やり直しのサポート機能を提供します。コントロールは、関連するワークブックに行われたすべて変更を追跡し、 Undo を作成します。

Note
注:

それぞれの UltraSpreadsheet コントロールは、独自の UndoManager インスタンスを使用します。UltraSpreadsheet インスタンスを UndoManager プロパティに設定することにより、複数の UltraSpreadsheet インスタンスで同じ UndoManager を使用することもできます。

「元に戻す」と「やり直し」の操作は、以下の操作によりトリガーされます。

  • UltraSpreadsheet にフォーカスがあるときに、ユーザーが特別な組み合わせのキーを押す。たとえば、Ctrl + Z は、 元に戻す 操作をトリガーし、Ctrl + Y は、 やり直し 操作をトリガーします。

  • 元に戻す および やり直し の アクション の起動 (以下のコードを参照)

  • 以下の マネージャー のどちらかを呼び出す

元に戻す / やり直し構成の概要表

以下の表は、元に戻す / やり直し操作に関連して、プログラムによって実行することが可能なタスクを簡単に説明します。

タスク 詳細 プロパティ / アクション

元に戻す/やり直し操作はデフォルトで有効になっています。

やり直しの操作を実行します。

Undo

やり直し操作を実行します

Redo

元に戻す / やり直しサポートの有効化 / 無効化

概要

IsUndoEnabled プロパティを使用して、コントロールの元に戻す / やり直しサポートを有効または無効にできます。

プロパティ設定

目的: 使用するプロパティ: 設定値:

元に戻す操作を特定の UltraSpreadsheet インスタンスで有効にします。

IsUndoEnabled

true

元に戻す操作を特定の UltraSpreadsheet インスタンスで無効にします。

IsUndoEnabled

false

元に戻す操作の起動

概要

やり直し操作は、元に戻す操作により挿入された変更を増分でバック アウトします。やり直し履歴スタックから元に戻す操作記録を取り出し、元に戻す履歴スタックの一番上に追加します。

プロパティ設定

目的: 以下のコマンド ソースをインスタンス化します。 設定するプロパティ:

元に戻す操作を特定の UltraSpreadsheet インスタンスで実行します。

SpreadsheetCommandSource

EventName

CommandType

メソッド設定

目的: 以下のメソッドを実行します。 設定する列挙値:

元に戻す操作を特定の UltraSpreadsheet インスタンスで実行します。

PerformAction

UltraSpreadsheetAction.Undo

C# の場合:

ultraSpreadsheet1.PerformAction(UltraSpreadsheetAction.Undo);

VB の場合:

ultraSpreadsheet1.PerformAction(UltraSpreadsheetAction.Undo)
やり直し操作の起動

概要

やり直し操作は、元に戻す操作により挿入された変更を増分でバック アウトします。やり直し履歴スタックから元に戻す操作記録を取り出し、元に戻す履歴スタックの一番上に追加します。

プロパティ設定

目的: 以下のコマンド ソースをインスタンス化します。 設定するプロパティ:

やり直し操作を特定の UltraSpreadsheet インスタンスで実行します。

SpreadsheetCommandSource

EventName

CommandType

メソッド設定

目的: 以下のメソッドを実行します。 設定する列挙値:

やり直し操作を特定の UltraSpreadsheet インスタンスで実行します。

PerformAction

UltraSpreadsheetAction.Redo

C# の場合:

ultraSpreadsheet1.PerformAction(UltraSpreadsheetAction.Redo);

VB の場合:

ultraSpreadsheet1.PerformAction(UltraSpreadsheetAction.Redo)

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トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックでは、アクティベーション機能を開発者の観点から説明します。

このトピックでは、選択機能を開発者の観点から説明します。