バージョン

アクティベーションとナビゲーションのインタラクション (UltraSpreadsheet)

トピックの概要

目的

このトピックでは、ワークシートのセルをナビゲートする場合にユーザーが実行できる操作を説明します。

前提条件

以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要な概念とトピックの一覧です。

タイプ コンテンツ

概念

Infragistics Excel Engine

トピック 目的

このセクションでは、 Infragistics Excel Engine のオブジェクト モデルと機能をより深く理解するうえで役立つ情報を提供します。

このトピックでは、 UltraSpreadsheet コントロールの機能を開発者の観点から詳しく説明します。

このトピックでは、 UltraSpreadsheet コントロールの視覚要素の概要を紹介します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

アクティブ化

アクティブ化の概要

UltraSpreadsheet コントロールのアクティブ セルでは、ユーザーは操作 (たとえば、値の編集) をできます。このアクティブ セルは、追加の境界線で強調表示されます。行と列も、他の背景色で強調表示されます。

以下のスクリーンショットは、アドレス B3 のセルがアクティブ化された UltraSpreadsheet コントロールを示します。

xamSpreadsheet 01.png

スプレッドシートのペイン

スプレッドシートのペインの概要

UltraSpreadsheet コントロールは、シート ペインをサポートします。各シート ペインは、現在選択されているワークシートの列の領域と行の領域の共通部分です。スプレッドシートのペインは、以下の場合に形成されます。

  • 行 / 列をフリーズ

  • 分割の作成

一度にアクディブになるシート ペインは 1 つです。アクティブになっているのは、フォーカスを持つシート ペインです。また、このペインにはアクティブ セルが含まれます。

注:

Note

各シート ペインは、選択情報を維持し、表示されている行と列に関する情報を提供します。

ナビゲーション

ナビゲーションの概要

UltraSpreadsheet は、現在選択されているワークシートのアクティブ ペインのセルを使用して、アクティブ セルのナビゲーションをサポートします。ユーザーは、キーボードまたはマウスを使用してアクティブ セルを変更できます。また、水平および垂直スクロール バーを使用して、アクティブなシート ペインの表示されている列と行を変更することもできます。

注:

Note

アクティブ セルは、アクティブ ペインの選択の一部です。

ナビゲーション モード

標準のナビゲーション動作に加えて、 UltraSpreadsheet コントロールはさらに 2 つのナビゲーション モードをサポートします。

  • エンド モード - このモードでは、矢印キーを使用して、データが設定された隣接するセルをナビゲートします。

  • スクロール ロック - このモードでは、矢印キーを使用して、アクティブなセルをナビゲートするのではなく、ワークシートに表示されているコンテンツをスクロールします。

ユーザー インタラクションと操作性

ユーザー インタラクションの概要表

以下の表では、 UltraSpreadsheet コントロールの主なユーザー インタラクション機能を簡単に説明します。

目的 方法 詳細 構成可能

特定のシートのセルのアクティブ化

  • 特定のセルをクリックする

  • 矢印キーを使用して、特定のセルにナビゲートする

特定のセルがアクティブ化されます

No.png

最初の列のセルのアクティブ化

[HOME] ボタンを押す

現在の行の最初のセルがアクティブ化されます。

エンド モードが選択されている場合は、データを持つ最後のセルがアクティブ化されます。

スクロール ロック モードが選択されている場合は、ビューの左上のセルがアクティブ化されます。

No.png

最初の行と列に位置するセルのアクティブ化

Ctrl + HOME キーを押す

現在の列の最初のセルがアクティブ化されます。

No.png

最後に使用されたセルへの移動

Ctrl + End キーを押す

現在のシート ペインで、値を持つ最後のセルにアクティブ セルを移動します。

No.png

1 つ上のセルにナビゲート

上矢印を押す

現在アクティブなセルの上のセルがアクティブ化されます。

No.png

1 つ下のセルにナビゲート

下矢印を押す

現在アクティブなセルの下のセルがアクティブ化されます。

No.png

左のセルにナビゲート

  • 左矢印を押す

  • Shift + Tab キーを押す

現在アクティブなセルの左のセルがアクティブ化されます。

No.png

右のセルにナビゲート

  • 右矢印を押す

  • Shift キーを押す

現在アクティブなセルの右のセルがアクティブ化されます。

No.png

ページを上にナビゲート

Page Up キーを押す

シート ペインに表示されている行と同数のセルの分だけ、アクティブ セルを上に移動します

No.png

ページを下にナビゲート

Page Down キーを押す

シート ペインに表示されている行と同数のセルの分だけ、アクティブ セルを下に移動します

No.png

ページを左にナビゲート

Press Alt + Page Up を押す

シート ペインに表示されている列と同数のセルの分だけ、アクティブ セルを左に移動します

No.png

ページを右にナビゲート

Press Alt + Page Down を押す

シート ペインに表示されている列と同数のセルの分だけ、アクティブ セルを右に移動します

No.png

特定数の列を上または下にナビゲート

垂直スクロール バーを使用してスクロールする

これにより、現在のアクティブ セルを変更せずに、現在のシート ペインに表示される行を変更できます

No.png

特定数の列を左または右にナビゲート

水平スクロール バーを使用してスクロールする

これにより、現在のアクティブ セルを変更せずに、現在のシート ペインに表示される列を変更できます

No.png

エンド モード ナビゲーションの開始 / 終了

End キーを押す

End キーは、エンド モード ナビゲーションを切り替えます

No.png

スクロール ロック ナビゲーション モードの開始 / 終了

Scroll Lock キーを押す

Scroll Lock キーはスクロール ロック ナビゲーション モードを切り替えます

No.png

注:

Note

ユーザーが 2 つ以上のワークシートを選択してアクティブ セルを変更すると、新しいアクティブ セルはすべての選択したワークシート間で同期されます。

関連コンテンツ

トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックでは、ワークシートのセルを選択する場合にユーザーが実行できる操作を説明します。

このトピックでは、ナビゲーション機能を構成する方法について説明します。

このトピックでは、アクティベーション機能を開発者の観点から説明します。

このトピックでは、選択機能を開発者の観点から説明します。