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トランザクションを実行するためのメソッドおよびプロパティ参照

トピックの概要

目的

このトピックは、元に戻す/やり直しトランザクションを実行するための使用可能なメソッドおよびプロパティをリストします。

前提条件

以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要なトピックを示しています。

トピック 目的

このトピックは、UndoManager クラスの重要なプロパティおよびメソッドをいくつかリストします。

トランザクションを実行するためのメソッドおよびプロパティ参照

はじめに

場合によっては、いくつかのエンドユーザーの操作を元に戻す/やり直し履歴で記録される 1 つのエントリに結合したい場合があります。これは Infragistics Undo/Redo Framework™ でトランザクションを使用して達成できます。

Note
注:

トランザクションが開かれ例外がスローされる間は、Undo/Redo メソッドを起動できません。

メソッド参照の概要

以下の表で、トランザクションの実行と関係するメソッドの目的と機能を簡単に説明します。

メソッド 解説

トランザクションを作成して開始します。これは UndoManger メソッドであり、結果として UndoTransaction を返します。いったんトランザクションが開始されると、UndoManager に追加される変更がトランザクションに追加されます。

ネストされたトランザクションは、トランザクションがまだ処理中に StartTransaction メソッドを起動することによって作成できます。

そのトランザクションだけでなく、その中の開かれているネストされたトランザクションも閉じると、そのトランザクションが元に戻す/やり直し履歴に追加されます。

トランザクションがまだ開いている間は、Commit メソッドのみを起動できます。トランザクションをいったん閉じると、そのプロパティ IsClosedT rue を返し、そのメソッドの起動は例外になります。

トランザクションを閉じて、トランザクションが開いていた間にその時点までに発生したアクションを元に戻します。

トランザクションがまだ開いている間は、Rollback メソッドのみを起動できます。トランザクションをいったん閉じると、そのプロパティ IsClosedTrue を返し、そのメソッドの起動は例外になります。

トランザクション内の指定された Action を実行します。

トランザクションが処理中に例外が発生する場合、Rollback メソッドが起動されます。それ以外は、Commit メソッドが起動されます。

プロパティ参照の概要

以下の表で、トランザクションの実行と関係するプロパティの目的と機能を簡単に説明します。

プロパティ 解説

現在の開かれているルート UndoTransaction を返します。

開かれているトランザクションがない場合、そのメソッドは null を返します。

現在の開かれているリーフ UndoTransaction を返します。

UndoManagerUndoTransactionRollback を実行するかどうかを示すブール値を返します。

トランザクションが閉じられているかどうかを示すブール値を返します。

関連コンテンツ

トピック

このトピックについては、以下のトピックも参照してください。

トピック 目的

このトピックは、UndoUnit 派生クラス オブジェクトを元に戻す履歴に追加するために使用可能なメソッドをリストします。

このトピックは、UndoUnit インスタンスを元に戻す/やり直し履歴から削除するために使用可能なメソッドをリストします。

このトピックは、UndoManager インスタンスに特定のオブジェクトを登録/登録解除するメソッドをリストします。

このトピックは、元に戻す/やり直し操作を実行するために使用可能なメソッドをリストします。

このトピックは、元に戻す/やり直し操作の結合に関係する使用可能なメソッドおよびプロパティをリストします。

このトピックは、履歴に元に戻す/やり直し操作を保存することを中断および再開するために使用可能なメソッドをリストします。

このトピックは、Infragistics Undo/Redo Framework™ でカスタム UndoUnit を作成することに関連する使用可能なメソッドおよびプロパティをリストします。