UndoManager プロパティおよびメソッド参照

トピックの概要

目的

このトピックは、UndoManager クラスの重要なプロパティおよびメソッドをいくつかリストします。

このトピックの内容

このトピックは以下のセクションからなります。

UndoManager クラス参照
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UndoManager クラス参照

はじめに

UndoManager クラスは、元に戻す/やり直し操作を実行し、元に戻す/やり直し履歴を保持するための機能を提供します。

実行された操作は、 UndoUnit インスタンスを UndoManager に追加することによって履歴に保存されます。

注:

Note	UndoManager クラスはスレッドセーフではないので、単一スレッドで使用しなければなりません。

プロパティ参照の概要

以下の表で、UndoManager クラスのキープロパティの目的と機能を簡単に説明します。

プロパティ	解説
CanRedo	やり直すことができる操作があるかどうかを示すブール値を返します。このプロパティは、 RedoHistory に UndoUnits があるかどうかを決定します。
CanUndo	元に戻すことができる操作があるかどうかを示すブール値を返します。このプロパティは、 UndoHistory に UndoUnits があるかどうかを決定します。
Current	UndoManager のスレッド静的な単一インスタンスを返します。 UndoManager クラスを使用するもう 1 つの方法は新しいインスタンスを作成することです。各インスタンスは固有の履歴を保持します。
IsPerformingRedo	マネージャーがやり直し操作を実行するかどうかを示すブール値を返します。 `IsPerformingRedo` が True のとき、やり直し操作が実行されるため、`UndoUnits` が元に戻す履歴に追加されます。
IsPerformingUndo	マネージャーが元に戻す操作を実行するかどうかを示すブール値を返します。 `IsPerformingUndo` が True のとき、元に戻す操作が実行されるため、`UndoUnits` がやり直し履歴に追加されます。
RedoHistory	やり直し履歴内の UndoHistoryItem インスタンスの読み取り専用コレクションを返します。
UndoHistory	元に戻す履歴内の `UndoHistoryItem` インスタンスの読み取り専用コレクションを返します。

メソッド参照の概要

以下の表で、UndoManager クラスのキーメソッドの目的と機能を簡単に説明します。

メソッド	解説
AddChange	`UndoUnit` を履歴に追加します。このメソッドにはいくつかのオーバーロードがあります。その中の 1 つは特定の `UndoUnit` を引数として取得します。その他は、操作が元に戻す/やり直されるときに呼び出すメソッドを表す Action または Func<> インスタンスを取得します。
AddCollectionChange	元に戻す履歴への指定されたコレクション変更のために `UndoUnit` を追加します。
AddPropertyChange	元に戻す履歴への指定されたプロパティ値変更のために PropertyChangeUndoUnitBase を追加します。
ClearHistory	元に戻す/やり直すの履歴をクリアします。
ForEach	元に戻す/やり直し履歴内の `UndoUnit` インスタンスを列挙して、提供された `Action<UndoUnit>` デリゲートを起動します。
FromReference	いったんオブジェクトが UndoManager に関連付けられたら、これを使用して、必要なときに UndoManager インスタンスへの参照を取得することができます。
Redo	現在の履歴を使用して 1 つ以上のやり直し操作を実行します。
RegisterReference	オブジェクトを UndoManager インスタンスに関連付けます。
Resume	履歴内の `UndoUnit` インスタンスの中断された記録を再開します。
StartTransaction	UndoTransaction を作成および開始します。これは、複数の操作が 1 つのエントリとして元に戻す/やり直し履歴に保存されなければならないときに役に立ちます。
Suspend	履歴内の `UndoUnit` インスタンスの記録を中断します。オブジェクトまたはコレクションを初期化する、または初期データを読み込むときにこのメソッドが必要な場合があります。記録が中断されるときに、`Undo` または `Redo` メソッドを呼び出すと例外になります。
Undo	現在の履歴を使用して 1 つ以上の元に戻す操作を実行します。
UnregisterReference	UndoManager インスタンスで登録されたオブジェクトの `RegisterReference` メソッドで作成された登録を削除します。

トピック	目的
ObservableCollectionExtendedWithUndo プロパティ参照	このトピックは、ObservableCollectionExtendedWithUndo クラスの重要なプロパティおよびメソッドをいくつかリストします。
UndoHistoryItem プロパティおよびメソッド参照	このトピックは、UndoHistoryItem クラスのプロパティおよびメソッドをリストします。
UndoUnit 派生クラス、プロパティおよびメソッド参照	このトピックは、UndoUnit クラスの派生クラスと重要なプロパティおよびメソッドをいくつかリストします。
UndoUnitFactory プロパティおよびメソッド参照	このトピックは、UndoUnitFactory クラスの重要なプロパティおよびメソッドをいくつかリストします。

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