バージョン

PerformAction(UltraGridAction,Boolean,Boolean) メソッド

ユーザーによるコントロールの操作をシミュレートします。
シンタックス
'宣言
 
Public Overloads Overridable Function PerformAction( _
   ByVal actionCode As UltraGridAction, _
   ByVal shift As Boolean, _
   ByVal control As Boolean _
) As Boolean
public virtual bool PerformAction( 
   UltraGridAction actionCode,
   bool shift,
   bool control
)

パラメータ

actionCode
実行されるユーザー アクションを決定する UltraGridAction 列挙体の値。
shift
ブール値は、シフト キーが押されたように動作が実行されるかどうかを指定します。これは主に、シフト キーを押しながらグリッドの行の範囲を選択する時に既存の選択が拡張される場合に選択が関与および決定される動作に影響を与えます。
control
ブール値は、コントロール キーが押されたように動作が実行されるかどうかを指定します。これは主に、コントロール キーを押しながらグリッドの行を選択する時に既存の選択が維持される場合に選択が関与および決定される動作に影響を与えます。

戻り値の型

shift および control パラメーターが False の場合の動作を実装しています。アクションが問題なく完了した場合は True。アクションが失敗した場合は False。
解説

このメソッドは、ユーザーが実行できるアクションをシミュレートするために使用します。

アクションの多くは、特定の状況においてのみ適切です。アクションが不適切な場合、そのアクションは実行されません。たとえば、DeleteRows アクション (37 - KeyActionDeleteRows) を実行することによって行を削除しようとしても、行が選択されていない場合には、何の影響もありません。同様に、ドロップダウン切り替え動作 (14 - KeyActionToggleDropdown) を実行してセルのドロップダウンリストを切り替える操作は、列がそれに関連付けられたドロップダウンを持たない場合は無視されます。

CurrentState プロパティを使用して、アクションが実行されようとしているときにコントロールの状態を決定します。

使用例
Imports Infragistics.Win.UltraWinGrid

Private Sub button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles button1.Click

    Dim state As UltraGridState

    ' グリッドの現在の状態を取得します
    state = Me.ultraGrid1.CurrentState

    ' 状態ビット フラグをチェックし、InEdit ビットが設定されているかどうかを確認します
    If ((state And UltraGridState.InEdit) = 0) Then
        ' 編集モードではないため、
        ' セルが選択されるかどうかを決めるビットを確認しますセルが選択されていれば
        ' PerformAction を呼び出して編集モードを開始します
        If ((state And UltraGridState.Cell) = UltraGridState.Cell) Then
            Me.ultraGrid1.PerformAction(UltraGridAction.EnterEditMode)
        End If
    End If

    ' 注: この概念は UltraCombo コントロールにも適用されますが、
    ' コンボの KeyActionMappings は
    ' マッピング クラス、関連付けられた状態および操作フラグの
    ' コレクションです
    ' (ComboKeyActionMapping、UltraComboAction、および
    ' UltraComboState など)

End Sub
using Infragistics.Win.UltraWinGrid;

private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e)
{

	// グリッドの現在の状態を取得します
	UltraGridState state = this.ultraGrid1.CurrentState;

	// 状態ビット フラグをチェックし、InEdit ビットが設定されているかどうかを確認します
	if ( ( state & UltraGridState.InEdit ) == 0 )
	{
		// 編集モードではないため、
		// セルが選択されるかどうかを決めるビットを確認しますセルが選択されていれば
		// PerformAction を呼び出して編集モードを開始します
		if ( ( state & UltraGridState.Cell ) == UltraGridState.Cell )
			this.ultraGrid1.PerformAction( UltraGridAction.EnterEditMode );
	}

	// 注: この概念は UltraCombo コントロールにも適用されますが、
	// コンボの KeyActionMappings は
	// マッピング クラス、関連付ける状態および操作フラグの
	// コレクションです
	// (ComboKeyActionMapping、UltraComboAction、および
	// UltraComboState など)

}
参照