バージョン

UltraGridAction 列挙体

グリッドで実行可能なアクションの列挙型です。
シンタックス
'宣言
 
Public Enum UltraGridAction 
   Inherits System.Enum
public enum UltraGridAction : System.Enum 
メンバ
メンバ解説
AboveCellActiveCell の上にあるグリッド内の前の表示セルをアクティブ化します。このアクションはデータの複数のアイランドにまたがりますがバンドにまたがりません。したがって新しい ActiveCell は以前の ActiveCell と同じバンド内に常にありますが、異なる親行の下の行内となる場合があります。ActiveCell がない場合、このアクションは失敗します。ActiveCell が現在編集モードになっている場合、このアクションはアクティブ セルを変更する前に編集モードを終了しようとします。
AboveRowActiveRow の上にあるグリッド内の前の表示行をアクティブ化します。このアクションはデータの複数のアイランドにまたがりますがバンドにまたがりません。したがって新しい ActiveRow は以前の ActiveRow と同じバンド内に常にありますが、異なる親行の下になる場合があります。セルが現在編集モードになっている場合、このアクションはアクティブ行を変更する前に編集モードを終了しようとします。複数のバンドに及ぶには、PrevRow アクションを使用します。
ActivateCellActiveRow の最初の表示セルをアクティブ化します。アクティブ行がない場合、または ActiveCell がすでにある場合、このアクションは失敗します。
BelowCellActiveCell の下にあるグリッド内の次の表示セルをアクティブ化します。このアクションはデータの複数のアイランドにまたがりますがバンドにまたがりません。したがって新しい ActiveCell は以前の ActiveCell と同じバンド内に常にありますが、異なる親行の下の行内となる場合があります。ActiveCell がない場合、このアクションは失敗します。ActiveCell が現在編集モードになっている場合、このアクションはアクティブ セルを変更する前に編集モードを終了しようとします。
BelowRowActiveRow の下にあるグリッド内の次の表示行をアクティブ化します。このアクションはデータの複数のアイランドにまたがりますがバンドにまたがりません。したがって新しい ActiveRow は以前の ActiveRow と同じバンド内に常にありますが、異なる親行の下になる場合があります。セルが現在編集モードになっている場合、このアクションはアクティブ行を変更する前に編集モードを終了しようとします。複数のバンドに及ぶには、NextRow アクションを代わりに使用します。
CancelHeaderヘッダーの編集モードと変更の破棄の操作。
CloseDropdownActiveCell でドロップダウンを閉じます。ActiveCell がない場合、ActiveCell にドロップダウンがない、またはドロップダウンが現在ドロップダウンされていない場合、このアクションは失敗します。
CollapseRowアクティブ行を縮小します。行がすでに縮小されている場合、このアクションは失敗します。
CommitHeaderヘッダーの編集モードと変更のコミットの操作。
CommitRowアクティブ行がフィルター行のとき、このアクションはフィルター行に入力されたフィルター値を評価します。アクティブ行が追加行のとき、ユーザーによって修正されている場合に追加行をコミットします。そうでない場合、アクティブ行をコミットします。
Copy選択したセルをクリップボードにコピーします。UltraGridOverride.AllowMultiCellOperations プロパティが Copying を許可しない場合、このアクションは失敗します。
Cut選択したセルをクリップボードにコピーして、セルのコンテンツを削除します。UltraGridOverride.AllowMultiCellOperations プロパティが Cutting を許可しない場合、このアクションは失敗します。
DeactivateCellActiveCell のアクティブ化を解除します。ActiveCell がない場合、このアクションは失敗します。
DeleteCells選択したセルのコンテンツを削除します。UltraGridOverride.AllowMultiCellOperations プロパティが Deleting を許可しない場合、このアクションは失敗します。
DeleteRows現在選択されている行を削除します。すべての UltraGridActions と同じように、このアクションはユーザー入力をシミュレートします。これは、デフォルトでユーザーに確認ダイアログを表示することを意味します。確認ダイアログをキャンセルするには、BeforeRowsDeleted イベントで e.DisplayPromptMsg を false に設定します。またはアクションの代わりに、UltraGrid.DeleteSelectedRows メソッドを使用します。
EnterEditModeActiveCell は編集モードに入ることになります。ActiveCell がない場合、このアクションは失敗します。グリッドにフォーカスがない場合、フォーカスを取得しようとします。フォーカスの取得に失敗した場合、アクションは失敗します。
EnterEditModeAndDropdownActiveCell は編集モードをに入り、その DropDown をドロップダウンします。ActiveCell がない、または ActiveCell にドロップダウンがない場合、このアクションは失敗します。グリッドにフォーカスがない場合、フォーカスを取得しようとします。フォーカスの取得に失敗した場合、アクションは失敗します。
ExitEditModeActiveCell で編集モードを終了します。ActiveCell がない場合、または ActiveCell が編集モードでない場合、アクションは失敗します。
ExpandRowアクティブ行を展開します。行がすでに展開されている場合、このアクションは失敗します。
FirstCellInBandデータの現在のアイランド内にある最初のセル (アイランドの最初の表示行の最初の表示セル) をアクティブ化します。Activecell がない場合、または Activecell が最初の表示列にない場合、このアクションは失敗します。
FirstCellInGridグリッドの最初の表示セル (ルート バンドの最初の表示行の最初の表示セル) をアクティブ化します。
FirstCellInRowActiveRow の最初の表示セルをアクティブ化します。
FirstRowInBandデータの現在のアイランドにある最初の表示行をアクティブ化します。ActiveRow がない場合、このアクションは失敗します。
FirstRowInGridグリッドの最初の表示行をアクティブ化します。グリッド内に ActiveRow がない場合、このアクションは失敗します。
LastCellInBandデータの現在のアイランド内にある最後のセル (アイランドの最後の表示行の最後の表示セル) をアクティブ化します。Activecell がない場合、または Activecell が最初の表示列にない場合、このアクションは失敗します。
LastCellInGridグリッドの最後の表示セル (グリッドの最後の表示行の最後の表示セル) をアクティブ化します。
LastCellInRowActiveRow の最後の表示セルをアクティブ化します。
LastRowInBandデータの現在のアイランドにある最後の表示行をアクティブ化します。ActiveRow がない場合、このアクションは失敗します。
LastRowInGridグリッドの最後の表示行をアクティブ化します。グリッド内に ActiveRow がない場合、このアクションは失敗します。
NextCellActiveCell に続く次の表示セルをアクティブ化します。ActiveCell が編集モードになっている場合、このアクションは編集モードを終了しようとします。編集モードの終了に失敗すると、アクションが失敗します。このアクションは複数の行とバンドに及ぶため、次の行内のセルまたは子バンド内の行をアクティブ化します。このアクションは、新しい ActiveCell を編集モードにしません。次のセルに移動して編集モードになるには、代わりに NextCellByTab アクションを使用します。
NextCellByTabActiveCell に続く次の表示セルがアクティブ化し、編集モードにします。ActiveCell が編集モードになっている場合、このアクションは編集モードを終了しようとします。編集モードの終了に失敗すると、アクションが失敗します。このアクションは複数の行とバンドに及ぶため、次の行内のセルまたは子バンド内の行をアクティブ化します。編集モードに入ることなく次のセルに移動するには、代わりに NextCell アクションを使用します。
NextCellInBandActiveCell に続く次の表示セルをアクティブ化します。ActiveCell が編集モードになっている場合、このアクションは編集モードを終了しようとします。編集モードの終了に失敗すると、アクションが失敗します。このアクションは複数の行にまたがりますがバンドにはまたがらないため、次の行内のセルをアクティブ化しますが、データの現在のアイランドを決して離れません。
NextRegion次の ColScrollRegion または RowScrollRegion で ActiveCell にフォーカスを設定します。ActiveCell がない、ActiveCell が編集モードになっていない、またはフォーカスを設定する ColScrollRegion or RowScrollRegion がない場合、このアクションは失敗します。
NextRowActiveRow の後にあるグリッド内の次の表示行をアクティブ化します。このアクションは複数のバンドにまたがります。したがって ActiveRow が展開され表示可能な子行を持つ場合、最初の子行がアクティブ化されます。セルが現在編集モードになっている場合、このアクションはアクティブ行を変更する前に編集モードを終了しようとします。複数のバンドにまたがらないようにするには、代わりに BelowRow アクションを使用します。
NextRowByTabActiveRow の後にあるグリッド内の次の表示行をアクティブ化します。このアクションは複数のバンドにまたがります。したがって ActiveRow が展開され表示可能な子行を持つ場合、最初の子行がアクティブ化されます。セルが現在編集モードになっている場合、このアクションはアクティブ行を変更する前に編集モードを終了しようとします。複数のバンドにまたがらないようにするには、代わりに BelowRow アクションを使用します。Control キーや Shift キーが True に指定されていたとしても既存の選択に追加されない点で、NextRowByTab は NextRow と異なっています。
PageDownCellActiveCell から 1 ページ下の表示セルをアクティブ化します。グリッド内に ActiveCell がない場合、このアクションは失敗します。このアクションはデータの複数のアイランドにまたがりますが、バンドにはまたがりません。これは、新しい ActiveCell が常に前の ActiveCell と同じバンド内のセルになりますが、異なる親行の下になる場合があることを意味します。
PageDownRowActiveRow から 1 ページ下の表示行をアクティブ化します。このアクションはデータの複数のアイランドにまたがりますが、バンドにはまたがりません。これは、新しい ActiveRow が常に前の ActiveRow と同じバンド内の行になりますが、異なる親行の下になる場合があることを意味します。
PageUpCellActiveCell から 1 ページ上の表示セルをアクティブ化します。グリッド内に ActiveCell がない場合、このアクションは失敗します。このアクションはデータの複数のアイランドにまたがりますが、バンドにはまたがりません。これは、新しい ActiveCell が常に前の ActiveCell と同じバンド内のセルになりますが、異なる親行の下になる場合があることを意味します。
PageUpRowActiveRow から 1 ページ上の表示行をアクティブ化します。このアクションはデータの複数のアイランドにまたがりますが、バンドにはまたがりません。これは、新しい ActiveRow が常に前の ActiveRow と同じバンド内の行になりますが、異なる親行の下になる場合があることを意味します。
Pasteクリップボードからグリッドの選択したセルにセルを貼り付けます。UltraGridOverride.AllowMultiCellOperations プロパティが Pasting を許可しない場合、このアクションは失敗します。
PrevCellActiveCell に相対して前の表示セルをアクティブ化します。ActiveCell が編集モードになっている場合、このアクションは編集モードを終了しようとします。編集モードの終了に失敗すると、アクションが失敗します。このアクションは複数の行とバンドに及ぶため、前の行内のセルまたは兄弟バンドまたは親バンド内の行をアクティブ化します。このアクションは、新しい ActiveCell を編集モードにしません。前のセルに移動して編集モードになるには、代わりに NextCellByTab アクションを使用します。
PrevCellByTabActiveCell に相対する前の表示セルがアクティブ化し、編集モードにします。ActiveCell が編集モードになっている場合、このアクションは編集モードを終了しようとします。編集モードの終了に失敗すると、アクションが失敗します。このアクションは複数の行とバンドに及ぶため、前の行内のセルまたは兄弟バンドまたは親バンド内の行をアクティブ化します。このアクションは、新しい ActiveCell を編集モードにしません。編集モードに入ることなく前のセルに移動するには、代わりに NextCell アクションを使用します。
PrevCellInBandActiveCell に相対して前の表示セルをアクティブ化します。ActiveCell が編集モードになっている場合、このアクションは編集モードを終了しようとします。編集モードの終了に失敗すると、アクションが失敗します。このアクションは複数の行にまたがりますがバンドにはまたがらないため、前の行内のセルをアクティブ化しますが、データの現在のアイランドを決して離れません。
PrevRegion前の ColScrollRegion または RowScrollRegion で ActiveCell にフォーカスを設定します。ActiveCell がない、ActiveCell が編集モードになっていない、またはフォーカスを設定する ColScrollRegion or RowScrollRegion がない場合、このアクションは失敗します。
PrevRowActiveRow の前にグリッド内の前の表示行をアクティブ化します。このアクションは複数のバンドにまたがります。したがって ActiveRow がアイランド内の最初の行である場合、親行 (または兄弟アイランド内の最後の行) がアクティブ化されます。セルが現在編集モードになっている場合、このアクションはアクティブ行を変更する前に編集モードを終了しようとします。複数のバンドにまたがらないようにするには、代わりに AboveRow アクションを使用します。
PrevRowByTabActiveRow の前にグリッド内の前の表示行をアクティブ化します。このアクションは複数のバンドにまたがります。したがって 前の行が展開され表示可能な子行を持つ場合、最後の子孫行がアクティブ化されます。セルが現在編集モードになっている場合、このアクションはアクティブ行を変更する前に編集モードを終了しようとします。複数のバンドにまたがらないようにするには、代わりに AboveRow アクションを使用します。Control キーや Shift キーが True に指定されていたとしても既存の選択に追加されない点で、PrevRowByTab は PrevRow と異なっています。
Redo最後の取り消す操作をやり直すためのアクション。
ToggleCellSelActiveCell の選択状態を切り替えます。ActiveCell がない場合、または ActiveCell が編集モードの場合、アクションは失敗します。また、SelectTypeCell が Single に設定された場合も、影響はありません。
ToggleCheckboxActiveCell の CheckBox または TriStateCheckBox の状態をトグルします。ActiveCell がない場合、または ActiveCell が CheckBox または TriStateCheckBoxでない場合、アクションは失敗します。
ToggleDropdown現在の ActiveCell でドロップダウンをトグルします。ActiveCell にドロップダウンがない、グリッドがフォーカスを持たない、または ActiveCell が編集モードになっていない場合、このメソッドは失敗します。
ToggleEditMode現在のセルで編集モードをトグルします。このアクションによって ActiveCell は編集モードに入るまたは終了することになります。アクティブ セルがない場合、アクションは失敗します。グリッドがフォーカスを持たない間にセルが編集モードに入る場合、編集モードに入る前にグリッドはフォーカスを取得しようとします。フォーカスの取得に失敗した場合、アクションは失敗します。
ToggleRowSelActiveRow の選択状態を切り替えます。ActiveRow がない場合、または ActiveCell がある場合、アクションは失敗します。
Undoマルチセルをカット&ペーストする最後の操作を取り消すためのアクション。
UndoCellActiveCell 内の保留された編集をキャンセルします。このアクションは、ActiveCell を基本の DataSource からその値に戻し、ユーザーによって行われた保留の変更をキャンセルします。ActiveCell がない場合、または ActiveCell が編集モードでない場合、アクションは失敗します。このアクションによって ActiveCell は編集モードを終了することにもなります。
UndoRowActiveRow 内の保留された編集をキャンセルします。このアクションは、ActiveRow を基本の DataSource からその値に戻し、ユーザーによって行われた保留の変更を破棄します。ActiveRow がない場合、またはセルが編集モードでない場合、アクションは失敗します。
使用例
Imports Infragistics.Win.UltraWinGrid

Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load

     Dim newMapping As GridKeyActionMapping

    ' グリッドにカスタムキーと動作マッピングを追加します 
    ' 編集モードではなく、グリッドがフォーカスを持つ場合、 
    ' 'Alt' キーが押されていなくて、ユーザーが 'H' キーを押すと、 
    ' 最初の行に
    ' 移動します 
    newMapping = New GridKeyActionMapping(Keys.H, UltraGridAction.FirstRowInGrid, UltraGridState.InEdit, 0, Infragistics.Win.SpecialKeys.Alt, 0)

    Me.ultraGrid1.KeyActionMappings.Add(newMapping)

    ' 注: この概念は UltraCombo コントロールにも適用されますが、
    ' コンボの KeyActionMappings は
    ' マッピング クラス、関連付ける状態および操作フラグの
    ' コレクションです
    ' (ComboKeyActionMapping、UltraComboAction、および
    ' UltraComboState など)

End Sub
using Infragistics.Win.UltraWinGrid;

private void Form1_Load(object sender, System.EventArgs e)
{

	this.oleDbDataAdapter1.Fill( this.dataSet11 );

	// グリッドにカスタムキーと動作マッピングを追加します 
	// 編集モードではなく、グリッドがフォーカスを持つ場合、 
	// 'Alt' キーが押されていなくて、ユーザーが 'H' キーを押すと、 
	// 最初の行に
	// 移動します 
	this.ultraGrid1.KeyActionMappings.Add( 
		new GridKeyActionMapping( 
			// キー コード
			Keys.H,
			// 実行する操作
			UltraGridAction.FirstRowInGrid,
			// 操作の実行が禁止される状態
			UltraGridState.InEdit, 
			// 必要な状態 (なし)
			0, 
			// 操作の実行が禁止される特別なキー
			Infragistics.Win.SpecialKeys.Alt, 
			// 必要な特別なキー (なし)
			0 ) );

	// 注: この概念は UltraCombo コントロールにも適用されますが、
	// コンボの KeyActionMappings は
	// マッピング クラス、関連付ける状態および操作フラグの
	// コレクションです
	// (ComboKeyActionMapping、UltraComboAction、および
	// UltraComboState など)

}
参照