イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、CellDataRequestedEventArgs 型の引数を受け取りました。次の CellDataRequestedEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 解説 |
---|---|
CacheData | データをキャッシュするかどうかを指定します。デフォルト値は true です。UltraDataSourceにデータを保持しない場合はFalseに設定します。こうすると、次回同じセルでデータが必要になったときに CellDataRequested イベントが再び発生します。 |
Column | 列を取得します。 |
Data | セルデータを取得または設定します。このプロパティにはセルの値を設定します。 |
Row | 行を取得します。 |
CellDataRequested イベントは、UltraDataSource にバインドされたコントロールがセルの値を要求したとき、UltraDataSource がセル値を持っていない場合に発生します。値が提供されると、その値はUltraDataSourceによってキャッシュされ、次回同じセルに対してこのイベントは発生しなくなります。値がキャッシュされないようにするには、イベントハンドラー内で CellDataRequestedEventArgs.CacheData を False に設定します。
UltraDataRow.SetCellValue メソッドを使用すれば、このイベントをフックせずにセル値を提供できます。また、ResetCachedValue(Int32) メソッドを使用してセルのキャッシュされた値をクリアすると、次回そのセルに対してこのイベントが発生します。