'宣言 Public Event LocationToolTipDisplaying As LocationToolTipDisplayingHandler
public event LocationToolTipDisplayingHandler LocationToolTipDisplaying
イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、LocationToolTipDisplayingEventArgs 型の引数を受け取りました。次の LocationToolTipDisplayingEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 解説 |
---|---|
Cancel System.ComponentModel.CancelEventArgsから継承されます。 | |
ElementKind | ツールチップが表示されるユーザー インターフェイス要素を識別する Infragistics.Win.Misc.LocationElementKind 定数を返します。つまり Infragistics.Win.Misc.LocationTextButtonUIElement、Infragistics.Win.Misc.LocationDropDownButtonUIElement、または Infragistics.Win.Misc.LocationListItemUIElement。 |
IsTextFullyVisible | 位置によって表示されるテキストが完全に表示されるかどうかを返します。 |
Location | このインスタンスが関連付けられている Infragistics.Win.Misc.UltraNavigationBarLocation を返します。 |
ScreenLocation Infragistics.Win.Misc.UltraWinNavigationBar.ToolTipDisplayingEventArgsから継承されます。 | 画像座標で表されたToolTipが表示される位置を取得または設定します。 |
ToolTipText | 位置のツールチップに表示される文字列を取得または設定します。 |
カーソルが LocationTextButtonUIElement または LocationListItemUIElement の上に移動する時には必ず LocationToolTipDisplaying イベントが発生します。UltraNavigationBarLocation の UltraNavigationBarLocation.ToolTipText プロパティが具体的に設定されない場合、位置のテキストがユーザー インターフェイスに完全に表示されない場合に限ってツールチップが表示されます。ただし、イベントのリスナーが空ではない値をイベント引数の Infragistics.Win.Misc.UltraWinNavigationBar.ToolTipDisplayingEventArgs.ToolTipText プロパティに割り当てられる場合を除きます。これにより、イベントを処理することなくツールチップを表示する (UltraNavigationBarLocation の ToolTipText を使用) 、またはイベントに対応して表示されるテキストを動的に割り当てる (ToolTipDisplayingEventArgs の ToolTipText プロパティを使用) のいずれかが可能になります。
注: UltraNavigationBarLocationSettings.TextButtonDisplayStyle プロパティが 'Hidden' に解決されると、カーソルが LocationDropDownButtonUIElement の上に移動する時に LocationToolTipDisplaying イベントが発生します。このシナリオでは、Infragistics.Win.Misc.UltraWinNavigationBar.LocationToolTipDisplayingEventArgs.IsTextFullyVisible は False を返し、イベント引数の ToolTipText プロパティは位置の ToolTipText プロパティの値 (または ToolTipText が明示的に設定されていない時には DisplayText プロパティの値) を含みます。これによって、テキスト ボタンが表示されない時にはツールチップが常にドロップダウン ボタンに対して表示されます。