イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、AppointmentsDraggingEventArgs 型の引数を受け取りました。次の AppointmentsDraggingEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 解説 |
---|---|
AllowCopy | ドラッグ操作中に appointment(s) のコピーを作成できるかどうかを取得または設定します。 |
AllowOwnerChange | appointment(s) をドラッグ操作が開始された Owner と違う にドラッグできるかどうかを取得または設定します。 |
Appointments | ドラッグされている appointments の読み取り専用のコレクションを返します。 |
Cancel System.ComponentModel.CancelEventArgsから継承されます。 | |
CopyCursor | ドラッグされた項目をコピーするドラッグ操作のときに表示された cursor を取得または設定します |
HasCopies | コピーされた Appointment が現在のドラッグ操作に含まれるかどうかを示すブール値を返します。 |
InitialDateTime Infragistics.Win.UltraWinSchedule.CancelableAppointmentDragEventArgsから継承されます。 | 操作が開始されたときにカーソルが上に配置される DateTime を返します。 |
InitialOwner | ドラッグ操作が開始された時に appointment(s) の Owner を返します。 |
MoveCursor | 項目をコピーしないで移動するドラッグ操作の時に表示された cursor を取得または設定します |
NewDateTime Infragistics.Win.UltraWinSchedule.CancelableAppointmentDragEventArgsから継承されます。 | 現在カーソル位置に最も近い DateTime を返します。 |
NewOwner | 現在のカーソル位置に基づいて appointment(s) の新しい Owner を返します。 |
Phase | このイベントの発生を表すドラッグ操作の段階を決定します。つまり、ドラッグ操作が開始、実行、または終了されているかどうかを返します。 |
AppointmentsDragging イベントは予定ドラッグ操作のすべての段階でリスナーに通知します。Phase プロパティは、ドラッグ操作が起動されているか、左ボタンの押下中にエンドユーザーがマウスを移動するのでドラッグが続行しているか、エンドユーザーがマウスを放したので確定するかどうかを識別します。イベントはどの段階でもキャンセルできます。その場合、ドラッグされた予定はドラッグ前の状態に戻ります。リスナーはこのイベントを次の目的に使用できます:
このイベントがキャンセルされない場合、ドラッグ操作の終わりに AppointmentsDragDrop イベントが発生されます。
AppointmentsDragging イベントをキャンセルすると他のコントロールで予定をドラッグできます。そして、予定がドラッグされているスケジュール コントロールで DoDragDrop メソッドを呼び出します。このケースにあるドロップ ターゲット コントロールは、AllowDrop property プロパティが True に設定されることに注意してください。開発者は、データを処理する DragDrop イベントに対処する必要があります。