バージョン

2013 Volume 2 の新機能

WinLiveTileView プロキシ

概要

WinLiveTileView コントロールのTest Automation 機能には、記録、再生、プロパティ確認が含まれています。

サポートされるサブ項目

展開/縮小ボタン

展開/縮小ボタンの操作は、AtLocation(“ExpandCollapse”) サブ項目として記録されます。

TileViewPanel().Click(AtLocation("ExpandCollapse"))

水平スクロールバー (基本クラスからの継承)

水平スクロールバーの操作は、以下のように標準スクロール位置サブ項目として記録されます。

TileViewPanel().Click(SCROLL_LEFTBUTTON)

TileViewPanel().Click(SCROLL_LEFT)

TileViewPanel().Click(SCROLL_RIGHT)

TileViewPanel().Click(SCROLL_RIGHTBUTTON)

TileViewPanel().Click(SCROLL_HORIZONTAL_ELEVATOR)

グループ操作

記録と再生のためにコントロール内のグループを識別するには、以下のフォーマットを使用します。

AtList(AtLocation(“Group”), AtIndex([グループ インデックス])

このフォーマットは、縮小されたグループまたは展開されたグループのヘッダーに適用されます。

たとえば、以下のスクリプトは、3 番目のグループ (ゼロベースのインデックス AtIndex(2) を使用) が縮小される場合にクリック操作を実行します。その他の場合は、グループヘッダー領域をクリックし、5 番目のグループ (ゼロベースのインデックス AtIndex(4) を使用) を右クリックします。

TileViewPanel().Click(AtList(AtLocation("Group"), AtIndex(2)))

TileViewPanel().Click(AtList(RIGHT, AtLocation("Group"), AtIndex(4)))

タイル操作

以下のフォーマットは、タイルの識別に使用されます。

AtList(AtLocation(“[タイルの種類]”), AtIndex([グループ インデックス], AtIndex([グループ内のタイル インデックス])

[タイルの種類] は「Static Tile」または「Live Tile」とすることができます。

たとえば、次のスクリプトは、最初のグループの 5 番目のタイルで右クリック操作を実行します。以下の例ではライブ タイルで発生させていますが、同様に静的タイルでも簡単に実行できます。

TileViewPanel().Click(RIGHT, AtList(AtLocation("LiveTile"), AtIndex(0), AtIndex(4)))

確認ポイント

タイル プロパティ:

タイル表示のグループおよびタイル構造とグループ内のタイル プロパティを含みます。

WinRadialMenu プロキシ

概要

WinRadialMenu コントロールのTest Automation 機能には、記録、再生、プロパティ確認が含まれています。

サポートされるサブ項目

中央ボタン操作

中央ボタンの操作は、メニューの状態にかかわらず、AtLocation(“CenterButton”) サブ項目として記録されます。

UltraRadialMenuFormToolBar().Click(AtLocation("CenterButton"))

ツール領域操作

  • ウェッジ内部でのユーザーによる操作は、以下のようなツール テキスト フォーマットを使用して記録されます。

UltraRadialMenuFormToolBar().Click(AtText("fonts"))

  • 複数のツールが同じテキストを持つ場合、ツールはテキストとゼロベースのインデックスの組み合わせにより識別されます。たとえば、ラジアル メニューに「Edit」というテキストを持つ 3 つのツールがある場合、3 番目のツールをクリックすると、以下のように記録されます。

UltraRadialMenuFormToolBar().Click(AtText("Edit", 2))

再生する場合、以下を使用してツールを認識できます。

  • 「AtName」などのツール キー:

UltraRadialMenuFormToolBar().Click(AtName("fontTool"))

  • AtIndex」などの表示可能インデックス:

UltraRadialMenuFormToolBar().Click(AtIndex(3))

ツールのドリルダウン ボタン

ツール ドリルダウン ボタンの操作は、以下のように記録されます。

AtPath(“->Location(DropDown)”)

Note
注:

テキストによりツールを識別する場合は、AtPath フォーマットのみを使用してください。名前またはインデックスを使用するには、以下のようなリスト フォーマットに切り替える必要があります。

UltraRadialMenuFormToolBar().Click(AtList(AtIndex(1),DROPDOWN))

数値ゲージ ツール

数値ゲージ ツールの値を設定している場合、ゲージ トラックをクリックすると、プロキシは以下のように Click(AtValue([整数])) 操作を記録します。

UltraRadialMenuFormToolBar().Click(AtValue(10))

予想される例外:

  • 指定された範囲内にないなど、再生時に値が有効でない場合、プロキシは ValueOutOfBoundsException をスローします。

  • ラジアル メニューが数値ゲージ ツールを表示しない場合は、この操作により SubitemNotFoundException 例外が発生します。

確認ポイント

ラジアル メニュー プロパティ :

ラジアル メニューのプロパティには、センター ツール、メニュー設定、ツール設定が含まれます。

ラジアル メニュー ツール :

表示可能なラジアル メニューのツールとそのプロパティを現在のビューにリスト表示します。

再生のみでサポートされる操作

Int GetValue()

ツールの現在の値を指定する整数を返す数値ツールの現在値を取得するには、再生専用操作の GetValue メソッドを使用します。このメソッドは、ラジアル メニューが数値ツールを表示しない場合に、例外 (SubitemNotFoundException) を生成します。値が設定されていない場合は、ゼロを返します。

Void SetValue([整数値])数値ツールの現在値を設定する再生専用操作。このメソッドは、ラジアル メニューが数値ツールを表示しない場合に SubitemNotFoundException を生成し、渡された値が有効でない場合に ValueOutOfBoundsException を生成します。

WinToolbarsManager (Office 2013 Ribbon) の変更点

このセクションでは、Windows Forms Test Automation 2013.2 の WinToolbarsManager コントロール プロキシの拡張機能を確認します。

概要

Office 2013 Ribbon Test Automation は、ドロップダウン ボタンを使用するリボンの新しい表示オプションをサポートします。

  • リボンを自動的に隠す

  • タブの表示

  • タブとコマンドの表示

PopupControlToolBar().Click(AtText("Auto-hide Ribbon"))

PopupControlToolBar().Click(AtText("Show Tabs"))

PopupControlToolBar().Click(AtText("Show Tabs and Commands"))

WinForms Test Automation RFT 1.png

サポートされるサブ項目

UltraToolbarsDockAreaProxy

既存の UltraToolbarsDockAreaProxy プロキシと PopupMenuControlProxy プロキシに対して以下のサブ項目が追加されています。

Office2013RibbonForm_Toolbars().Click(AtLocation("RibbonAutoHideBar"))

Office2013RibbonForm_Toolbars().Click(AtLocation("Ribbon_DisplayOptions"))

Office2013RibbonForm_Toolbars().Click(AtLocation("RibbonToggleButton"))

WinForms Test Automation RFT 2.png
WinForms Test Automation RFT 3.png