ひとつ以上の Ultimate UI for ASP.NET コントロール/コンポーネントを使用する Web アプリケーションの配備は、他のアセンブリの配備と非常に似ています。Ultimate UI for ASP.NET コントロールのアセンブリは、デフォルトで Global Assembly Cache (GAC) にインストールされます。ただし、Ultimate UI for ASP.NET コントロールは他のフォルダを使用するので、配備が確実に成功するためには注意が必要です。.NET Framework 2.0 では、Ultimate UI for ASP.NET コントロール アセンブリを配備することで比較的容易です。
この詳細なガイドでは、Web アプリケーションをホストする Web サーバーに Ultimate UI for ASP.NET コントロール/コンポーネントを配備する方法を学びます。
正しいアセンブリを指定および配備します。
Ultimate UI for ASP.NET アセンブリがデフォルトでインストールされている以下のフォルダを指定します。
C:\Program Files (x86)\Infragistics\2023.1\ASP.NET\ASP.NET\bin.
..
このディレクトリから必要なアセンブリをコピーし、本番サーバーの Web アプリケーションの bin ディレクトリにペーストします。あるいは、本番サーバーの GAC に Infragistics アセンブリを配置できます。これは適切なパーミッションを持っていることが前提です。
少なくとも、すべての Ultimate UI for ASP.NET コントロール/コンポーネントは、配備のために Infragistics4.WebUI.Shared.v23.1 アセンブリが必要です。どのコントロールでどのアセンブリの配備が必要かについての詳細は、 配置の概要を参照してください。
特定の場合では、Forms、Scripts、Styles、および Images ディレクトリを配備する必要があります(シナリオについては以下のリストを参照)。デフォルトで、Ultimate UI for ASP.NET コントロール/コンポーネントは ig_common
と呼ばれる仮想ディレクトリを探します。これは Forms、Scripts、Styles、および Images ディレクトリの物理パスをポイントします(あるいは、Ultimate UI for ASP.NET 製品がデフォルトでインストールされているフォルダ C:\Program Files (x86)\Infragistics\2023.1\ASP.NET\ASP.NET\ に、これらのディレクトリを指定することができます)。
アプリケーションで WebSchedule™ コントロールを使用した場合、以下のディレクトリを指定します。
C:\Inetpub\wwwroot\aspnet_client\Infragistics23.1CLR4\Forms
** JavaScript ファイルを変更した場合(推奨しませんが)、以下のディレクトリを指定します。
C:\Inetpub\wwwroot\aspnet_client\Infragistics23.1CLR4\Scripts
注: NET Framework 2.0 では、Ultimate UI for ASP.NET コントロールの JavaScript ファイルおよびいくつかの画像は、組み込みリソースとして各コントロールのアセンブリに含まれます(たとえば、Infragistics4.webUI.UltraWebGrid.23.1)。したがって、JavaScript ファイルを変更しない限り、Scripts ディレクトリで見つかった JavaScript ファイルを本番サーバーに配備する必要はありません。
アプリケーションで WebSchedule コントロールを使用した場合、またはプリセットを適用した場合(すなわち、Aero、Aqua、Default、ElectricBlue、Onyx、Royale、XpBlue、XpOlive または XpSilver)、以下のディレクトリを指定します。
C:\Inetpub\wwwroot\aspnet_client\Infragistics23.1CLR4\Styles
注: WebSchedule を使用している場合、Forms および Style ディレクトリを配備する必要があります。さらに、特定のプリセット(たとえば、Aero、Aqua プリセット)も Style ディレクトリを配備するために必要です。
アプリケーションで Infragistics の事前に定義した画像ではなくユーザー自身のカスタム画像を使用している場合、以下のディレクトリを指定します。
C:\Inetpub\wwwroot\aspnet_client\Infragistics\Images
必要に応じて、手順 2 で指定した Forms、Scripts、Styles、および Images ディレクトリを配備します。
本番サーバーで、親ディレクトリを作成します。
手順 3a で作成した親フォルダに "23.1CLR4" および "Images" ディレクトリを配置します。
ig_common
仮想ディレクトリを作成し、作成した親フォルダをポイントします。たとえば、本番サーバーの任意の場所に "Infragistics" という名前の親フォルダを作成する場合、"Infragistics" ディレクトリの下に 23.1CLR4 および "Images" ディレクトリを配置します。次に ig_common
仮想ディレクトリを作成し、その "Infragistics" フォルダをポイントします。