ErrorValueを使用すると、計算中に計算エラーまたは参照エラーが発生した場合に表示または基になるプロパティに保存するデフォルト値を指定できます。この値は、Context 要素の適切なプロパティに割り当てられます。たとえば TextBox の Text プロパティの場合は、Textプロパティ自体にエラー値が設定されます。これにより、TextBox にエラー値が表示されるだけでなく、Text プロパティがバインドされている場合はエラー値が保存されます。UltraGridCellセルの場合は、この値は表示されませんが、基になるデータソースにエラー値が保存されます。NamedReference のように表示にもバインドにも使用されないプロパティでは、 ErrorValueは無視されます。
ErrorValue に割り当てる値のデータ型は、PropertyName に指定されたターゲット コントロールのプロパティのデータ型と互換性があるか、FormatValue イベントを処理することによって互換性のある型に変換する必要があります。