左から東洋ビジネスエンジニアリング株式会社 新商品開発本部 / マーケティング企画部 部長 入交 俊行 氏、同部 久保 宏 氏
東洋ビジネスエンジニアリングがIoTソリューションで製造業の生産性と信頼性向上を支援
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社が提供する「mcframe」は、日本のものづくりの課題を包括的に解決するSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)に特化したパッケージです。
同社はこのmcframeについて、新たにタブレット向けIoTソリューションを加えることを決定しました。
課題
個々の機器から得られるデータを集約し、活用できる機能をタブレットで提供することと、エンドユーザーに素晴らしい要因
(WOWファクター)をもたらすという2つの点を目標に掲げた。
mcframeシリーズの他パッケージの開発では、グリッドに対する複雑な要求に対して標準で提供されているコンポーネントや、JavaScriptで実装されたOSSコンポーネントを利用してきた。しかし、パフォーマンスの問題の発生や工数の増大につながっていたため、このリスクを低減させる必要があった。
ソリューション
PC、タブレットでの利用が可能な高機能グリッドを含むIgnite UI for JavaScript、並びに、そのAngularラッパーを採用。
グリッドコントロールやExcelライブラリーの機能を有効活用することで、フィルタリングや列の移動などを数行のコードで実現。
ソリューションコンサルタント、および技術サポートが提供する導入前・導入後のサポートを活用。
導入の効果
インフラジスティックスのコントロールが持つ機能と技術サポートを活用し、開発スケジュールに沿って予定通りの機能を実装できた。
顧客から「わかりやすい」「画面が見やすい」といった評価を得ることができた。
2018年度は約100社への導入を見込んでいる。