顧客サービスを第一に優先する株式会社セカンドファクトリー
株式会社セカンドファクトリーは、デザイン、サービス、テクノロジーを掛け合わせたビジネスソリューションをワンストップで提供しているシステム開発会社です。
同社はサービス提供者としての IT 企業であるというビジョンのもと 1998 年に設立されました。同社は、UX エンジニアが海の家で唐揚げを揚げたり、注文を受けたりといった実際の作業に従事することで、彼らが開発する飲食店向けのソリューションが顧客のビジネス発展につながると信じています。
事例の詳細 (PDF) をダウンロード課題
飲食業向けに、2011 年にクラウド型のオーダーシステムである QOOpa の提供を開始。このソリューションは従来通りスタッフがハンディでオーダーを取る機能以外に店舗を訪れる利用客が 自分自身のスマートフォンを利用し注文を行ったり、テーブルに備え付けられているタブレットやスマートフォンを利用し注文を行ったりすることができる仕組みを提供。
初期リリース後、QOOPa に対する需要をなかなか喚起できなかった。
そのため、2013 年から SkyDream Shonan Beach Lounge という海の家の運営を開始し、ソリューションの有効性を確かめるための試みを開始。結果、小規模レストランにおいて、シェフが次の一手を考案するために、どういったメニューが人気なのか、最も注文があるかということをデータとして蓄積すること、そして、その傾向感を素早く把握できることの重要性とそのためのリッチなデータ可視化機能、より直感的なユーザーインターフェースが必要であることを確認。
ソリューション
Ignite UI for JavaScript で提供されているグリッド コントロールを利用し、より直感的なインターフェースを実現。
複数の観点におけるデータ可視化を実現するため、海の家、SkyDream Shonan Beach Lounge において、ReportPlus を QOOpa に連携させ、経営者、関係者が、必要に応じて日々の経営状況を確認するためのデータの可視化を実現。
効果
海の家 において、経営者である大関氏が日常的に売り上げを把握でき、改善策の必要性と改善案を現場に対し提案、更にその結果をモニタリングするというサイクルを実現。
店舗側でも ReportPlus が活用され、現場でデータを確認しながら、メニューや在庫を調整することが可能に。
ReportPlus の導入以前は、データの確認に複数の画面遷移が必要であったが、ダッシュボード機能を利用し、複数のデータを 1 画面で把握することができ、業務が効率化された。
その後、複合型6次化共創施設「THE NARUTO BASE」内レストラン、「Farm To Table」において売り上げ予実績の確認に使用するなど、利用を拡大。