QR (Quick Response) バーコード記号は、行列コードです。QR スキャナー、カメラ付き携帯電話、スマートフォンで読み込むことができます。このバーコード記号は、コンテンツが高速でデコードできるため、2 次元バーコードで最も人気のあるタイプの 1 つです。
コードは、全体的に四角いパターンに配列された黒の四角形のモジュール配列から構成されます。記号の 3 つの角に固有の検索パターンが含まれます。モジュール ディメンションは、広範な技術でユーザー指定の記号生成を可能にします。
以下は XamQRCodeBarcode 記号に固有なプロパティです。
QRCode は、バーコードが損傷したり汚れた場合、エンコードされたデータを復元する機能があります。ユーザーは、XamQRCodeBarcode コントロールの ErrorCorrectionLevel プロパティで設定されたユースケースに従って 4 つのエラーの修正レベルから選択できます。
XAML の場合:
<ig:XamQRCodeBarcode
x:Name="Barcode"
Data="QR Code"
ErrorCorrectionLevel="Medium" />
C# の場合:
XamQRCodeBarcode Barcode = new XamQRCodeBarcode();
Barcode.Data = "QR Code";
Barcode.ErrorCorrectionLevel = QRCodeErrorCorrectionLevel.Medium;
各サイズ バージョンのモジュール数は異なります (モジュールは QR コード マトリックスを構成する黒と白のモジュールを参照します)。
Undefined – このサイズ バージョンは、XamQRCodeBarcode に固有で、データに適応する最小のバージョンを内部で計算します。
Version1 - 21x21 モジュール;
…
Version40 – 177x177 モジュール。
XamQRCodeBarcode コントロールのサイズ バージョンは、SizeVersion プロパティを介して設定します。
XAML の場合:
<ig:XamQRCodeBarcode
x:Name="Barcode"
Data="Infragistics"
SizeVersion="Version1" />
C# の場合:
XamQRCodeBarcode Barcode = new XamQRCodeBarcode();
Barcode.Data = "Infragistics";
Barcode.SizeVersion = SizeVersion.Version1;
QR Code は、Data 文字のタイプに応じて、圧縮することで大量の文字をエンコードできます。EncodingMode を Kanji に設定すると、記号表示は JIS Kanji 文字もエンコードできます (漢字のみがエンコードされます)。
XamQRCodeBarcode コントロールのエンコーディング モードを Undefined に設定した場合、コントロールは内部でモードを切り替え、文字データ タイプに最も効率的な圧縮を行います。
EncodingMode プロパティで XamQRCodeBarcode コントロールのデータの比較モードを明白に設定します。
XAML の場合:
<ig:XamQRCodeBarcode
x:Name="Barcode"
Data="123"
EncodingMode="Numeric" />
C# の場合:
XamQRCodeBarcode Barcode = new XamQRCodeBarcode();
Barcode.Data = "123";
Barcode.EncodingMode = EncodingMode.Numeric;
XamQRCodeBarcode コントロールは、ECI をサポート - コントロールでデフォルト (ISO/IEC 8859-1) 以外の文字セットのデータをエンコードできます。 ECI コードは、XamQRCodeBarcode コントロールの EciNumber プロパティで設定します。
サポートされる ECI 値と対応する文字セットについては、ページの一番下の表を参照してください。EciNumber を -1 (デフォルト値) に設定した場合に、文字値と割り当てがデフォルト ECI に関連付けされ、ECI プロトコルがデータエンコーディングに使用されないことに注意してください。XamQRCodeBarcode コントロールは指定した文字セットの文字のみエンコードすることに注意してください。
ギリシャ文字でデータがエンコードされる場合、ISO/IEC 8859-7 (ECI 000009) を使用します。
XAML の場合:
<ig:XamQRCodeBarcode x:Name="Barcode"
EciNumber="9"
Data="ΑΒΓΔΕ"
EciHeaderDisplayMode="Show"/>
C# の場合:
XamQRCodeBarcode Barcode = new XamQRCodeBarcode();
Barcode.EciNumber = 9
Barcode.Data = "ΑΒΓΔΕ";
EciHeaderDisplayMode = HeaderDisplayMode.Show;
FNC1 モードは、エンコード データの形式を指定するために使用します。データが GS1 一般仕様、または以前 AIM Inc. によって合意された特定の産業アプリケーションに対応しデータ書式の産業モードに対応するための書式を指定する Gs1 モードを選択できます。FNC1 モードは記号全体に適用され、次のモード インジケーターによる影響はありません。
ECI コードは、XamQRCodeBarcode コントロールの Fnc1Mode プロパティで設定します。
XAML の場合:
<ig:XamQRCodeBarcode
x:Name="Barcode"
Fnc1Mode="Gs1"
Data="(15)970331" />
C# の場合:
XamQRCodeBarcode Barcode = new XamQRCodeBarcode();
Barcode.Fnc1Mode = Fnc1Mode.Gs1;
Barcode.Data = "(15)970331";
アプリケーション インジケーター プロパティは、XamQRCodeBarcode コントロールの Fnc1 モード プロパティを Industry に設定したときに使用されます。AIM Inc. の関連仕様を識別します。
XAML の場合:
<ig:XamQRCodeBarcode
x:Name="Barcode"
Data="http://www.infragistics.com" />
C# の場合:
XamQRCodeBarcode Barcode = new XamQRCodeBarcode();
Barcode.Data = "http://www.infragistics.com";
XAML の場合:
<ig:XamQRCodeBarcode
x:Name="Barcode"
Data="愛"
EncodingMode="Kanji" />
C# の場合:
XamQRCodeBarcode Barcode = new XamQRCodeBarcode();
Barcode.Data = "愛";
Barcode.EncodingMode = EncodingMode.Kanji;