バージョン

ハイパーリンクをワークシートに追加 (Infragistics Excel Engine)

トピックの概要

目的

このトピックでは、 Infragistics Excel Engine を使用してワークシートにハイパーリンクを追加する方法について、手順を追って説明します。

前提条件

このトピックを理解するために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

トピック 目的

このセクションでは、 Infragistics Excel Engine のオブジェクト モデルと機能をより深く理解するうえで役立つ情報を提供します。

Infragistics Excel Engine を使用し素早く起動して実行するために、このトピックではワークブックを作成する方法を説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

ワークシートへのハイパーリンクの追加

概要

この手順では、ワークシートにハイパーリンクを追加する方法を紹介します。ハイパーリンクは WorksheetHyperlink クラスで表され、ワークシートの Hyperlinks コレクションに追加されます。

プレビュー

以下のスクリーンショットは結果のプレビューです。

ExcelEngine 05.png

前提条件

この手順を実行するには、以下が必要です。

「ws」と名付けられた少なくとも 1 つのワークシートを持つ初期化されたワークブック。

概要

以下はプロセスの概要です。

  1. WorksheetHyperlink の作成

  2. ハイパーリンクのソースの構成

  3. ハイパーリンクのターゲットの構成

  4. ハイパーリンクの表示テキストの構成 (オプション)

  5. ハイパーリンクのツールチップの構成 (オプション)

  6. ワークシートの Hyperlink コレクションへの WorksheetHyperlink オブジェクトの追加

手順

以下のステップでは、ワークシートにハイパーリンクを追加する方法を紹介します。

WorksheetHyperlink オブジェクトを作成し、必要な引数を指定します。次のステップで引数の詳細を指定します。

2.ハイパーリンクのソースの構成

WorksheetHyperlink のソースとは、ハイパーリンクにより占められる場所です。単一のセルまたは複数のセルとすることができます。ソースは、文字列 ("B2"、"B2:C5") として指定、あるいは WorksheetCell または WorksheetRegion により指定することができます。

3.ハイパーリンクのターゲットの構成

WorksheetHyperlink のターゲットは、WorksheetCellWorksheetRegionNamedReference、または文字列値のいずれかとすることができます。文字列値により、メール アドレス、インターネット アドレス、ワークシートのセル、名前付き参照のようなターゲットを指定できます。詳細は Target プロパティの説明を参照してください。

4.ハイパーリンクの表示テキストの構成 (オプション)

WorksheetHyperlink の表示テキストは、ワークシート セルに表示されるテキストです。このオプションの引数が指定されていない場合、ターゲット テキストが表示されます。

5.ハイパーリンクのツールチップの構成 (オプション)

WorksheetHyperlink のツールチップは、ソースのセルまたは領域の上をホバーしているときに表示されます。これはオプションの引数です。

ハイパーリンクが表示されるようにするには、対応するワークシートの Hyperlinks コレクションにハイパーリンクを追加します。

以下のコードはこの例を実装します。

C# の場合:

WorksheetHyperlink link = new WorksheetHyperlink(
  "B2",
  "http://www.infragistics.com",
  "Infragistics",
  "Visit the Infragistics website");
this.ws.Hyperlinks.Add(link);

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トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

トピック 目的

このトピックでは、事前定義された図形をワークシートに追加する方法を説明します。