バージョン

OrdinalTimeXAxis の使用

このトピックは、コード例を示して、OrdinalTimeXAxisXamDataChart コントロールで使用する方法を説明します。この軸を使用する利点は、データのズームで動的に DateTime ラベル書式設定を変更できることです。

このトピックの内容

このトピックは以下のように構成されています。

概要

OrdinalTimeXAxis を以下のシリーズで使用できます。

OrdinalTimeXAxisTimeXAxis の主な違いは、順序軸で、表示される日付は等距離です。 TimeXAxis は日付を並べ替えて、時系列タイムスケールによって配置します。

以下のコード例は、OrdinalTimeXAxis をチャートに追加します。

以下の画像は、FinancialPriceSeries で OrdinalTimeXAxis の使用を表示します。

ordinal_time_axis.png

軸ラベル書式

OrdinalTimeXAxisLabelFormats プロパティは TimeAxisLabelFormat 型のコレクションです。コレクションに追加された各 TimeAxisLabelFormat は一意の Format および Range を割り当てます。データを年からミリ秒にドリルダウンする際にチャートで表示される時間範囲に基づいてラベルが更新されます。

名前 説明

string

表示範囲に使用する書式を指定します。

TimeSpan

軸ラベル書式を他の書式へ変更するための表示範囲を指定します。たとえば、範囲が 10 日間および 5 時間に設定された 2 つの TimeAxisLabelFormat がある場合、軸の表示範囲が 10 日間より短くなると 5 時間書式に変更されます。

以下はビューで時間の範囲に基づいたラベル書式の一般的な例です。

  1. 1825 日以上 (5 年間) の書式設定は "yyyy" になります。

  2. 365 日以上 (1 年間) の書式設定は "MMM yy" になります。

  3. 1 日以上の書式設定は "MMM-dd-yy" になります。

  4. 5 時間以上の書式設定は "hh:mm" になります。

  5. 5 時間以下の書式は "hh:mm:ss" になります。

以下の画像は、FinancialPriceSeries でラベル書式を持つ OrdinalTimeXAxis の使用を表示します。

ordinal_time_axis_formatting.png