バージョン

DoesParameterAllowIntermediateResultArray メソッド

単一値が期待される領域パラメーターまたは配列の要素毎に入れ子になった関数を評価することによって作成される関数が中間結果配列を許可するかどうかを決定します。
シンタックス
protected internal virtual bool DoesParameterAllowIntermediateResultArray( 
   int parameterIndex,
   bool isCreatedFromRegionReference
)

パラメータ

parameterIndex
中間配列でパラメーターの 0 から始まるインデックスが渡されます。
isCreatedFromRegionReference
生成する値の結果配列が領域参照の場合 True。定配列の場合 False。

戻り値の型

指定したパラメーターの中間結果配列を許可する場合 True。そうでない場合 False。
解説

単一値が期待される複数の値が指定される場合、中間結果配列が生成されます。たとえば、次の式は値 15 を生成します: =SUM(10/{1,2})。これは、10/{1,2} が {10/1,10/2}、または {10,5} の中間結果配列になるためです。各要素の結果は、値 15 になります。ただし、SUM 関数は領域参照の中間結果配列を許可しません。=SUM(10/D6:E7) などの関数は、#VALUE! エラーになります。SUM 関数とは異なり、LOOKUP 関数は常に領域参照の中間結果配列を許可します。通常の LOOKUP 関数ロジック: {D6*2,E6*2; D7*2,E7*2} を使用した場合に値 10 が以下の中間結果配列で見つかると、LOOKUP(10,D6:E7*2) などの関数が正しい結果を返します。したがって、isCreatedFromRegionReference が False の場合に限り、SUM はこのメソッドから True を返し、LOOKUP はこのメソッドから常に True を返します ( この例では、1 の parameterIndex 値)。

注: 関数が関数式で呼び出されていると、制限が次の方法で緩和されます。関数が中間結果配列をサポートする場合、領域参照で作成された中間結果配列をサポートします。その結果、isCreatedFromRegionReference 値は常に False として渡されます。

参照