バージョン

xamZoombar の使用

このセクションは、 xamZoombar コントロールの重要な概念および機能を効果的に使用するためのタスク ベースの情報について説明します。

ナビゲーション

このセクションは、xamZoombar コントロールをナビゲートする方法を示します。

xamZoombar コントロールを使用している場合、スクロールはつまみをスライドするか、スクロール ボタンをクリックして実行されます。次の画像は、xamZoombar コントロールのスクロール方法を示します。

xamZoombar Using xamZoombar 01.png

xamZoombar コントロールの拡大は、つまみのサイズを変更することで実行されます。次の画像は、xamZoombar コントロールのズーム範囲を変更する方法を示します。

xamZoombar Using xamZoombar 02.png

統合

xamZoombar コントロールは、 xamDataChart および xamTimeline コントロールと完全に統合されています。このセクションは、xamZoombar をこれらのコントロールと使用する方法を示します。

xamTimeline と統合

xamTimeline コントロールにはひとつの xamZoombar コントロールがあり、その外観とビヘイビアーは、以下の Timeline プロパティで制御されます:

プロパティ名 説明

TimelineAxis.ScrollScale

このプロパティはタイムラインで倍率のレベルを設定します。この値は 0 と 1 の間の値で表現されます。たとえば、ScrollScale の .5 の値は 50% のタイムラインが表示されることを意味します。

TimelineAxis.ScrollPosition

このプロパティは xamZoomBar のスライダーの位置を決定し、xamTimeline コントロールの現在の表示可能な領域を効果的に制御します。この値は 0 と 1 の間の値で表現されます。

PreviewAxis.ShowLabels

このプロパティは、xamZoombar のプレビュー領域でタイムライン ラベルを表示/非表示のいずれにするかを決定します。

PreviewAxis.ShowMinorTickMarks

このプロパティは、xamZoombar のプレビュー領域でタイムラインの補助目盛を表示/非表示のいずれにするかを決定します。

PreviewAxis.ShowMajorTickMarks

このプロパティは、xamZoombar のプレビュー領域でタイムラインの主目盛を表示/非表示のいずれにするかを決定します。

XamTimeline.ZoombarStyle

このプロパティは、xamZoombar コントロールの外観を決定します。

XamTimeline.Zoombar

この読み取り専用プロパティは、xamZoombar コントロールおよびそのプロパティへのアクセスを提供します。

以下のコードは、タイムラインの中央に表示可能な部分を付け、半分のタイムラインを表示するズーム バーの表示方法を示します。

Note

注: この例は xamTimeline コントロール用のプロジェクトを設定済みであることを前提としています。

XAML の場合:

<ig:XamTimeline Margin="20">
       <ig:XamTimeline.PreviewAxis>
              <ig:PreviewAxis ShowLabels="True" ShowMajorTickMarks="True" ShowMinorTickMarks="True"/>
       </ig:XamTimeline.PreviewAxis>
       <ig:XamTimeline.Axis>
              <ig:NumericTimeAxis ScrollPosition="0.25" ScrollScale="0.5" />
       </ig:XamTimeline.Axis>
</ig:XamTimeline>

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Controls.Timelines
' ...
Dim timeline As New XamTimeline()
timeline.PreviewAxis = New PreviewAxis() With { _
    Key .ShowLabels = True, _
    Key .ShowMajorTickMarks = True, _
    Key .ShowMinorTickMarks = True _
}
timeline.Axis = New NumericTimeAxis() With { _
    Key .ScrollScale = 0.25, _
    Key .ScrollPosition = 0.5 _
}

C# の場合:

using Infragistics.Controls.Timelines;
XamTimeline timeline = newXamTimeline();
timeline.PreviewAxis = newPreviewAxis
                            {
                                ShowLabels = true,
                                ShowMajorTickMarks = true,
                                ShowMinorTickMarks = true
                            };
timeline.Axis = newNumericTimeAxis
                    {
                        ScrollScale = 0.25,
                        ScrollPosition = 0.5
                    };
xamZoombar Using xamZoombar 03.png

xamDataChart と統合

xamDataChart コントロールには、ひとつの水平方向の xamZoombar とひとつの垂直方向の xamZoombar があります。外観とビヘイビアーは、以下の Data Chart プロパティで制御されます:

プロパティ名 説明

このプロパティは、データ チャートの下に水平方向の xamZoombar コントロールを表示/非表示のいずれにするかを決定します。

このプロパティは、データ チャートの右に垂直方向の xamZoombar コントロールを表示/非表示のいずれにするかを決定します。

このプロパティは水平方向の xamZoombar のつまみ位置を決定します。これは、xamDataChart で表示されるコンテンツ ビュー矩形の X 部分に対応します。デフォルト値はゼロで、データ チャートの左からコントロールのコンテンツのすべてを表示するために変換します。

このプロパティは垂直方向の xamZoombar のつまみ位置を決定します。これは、xamDataChart で表示されるコンテンツ ビュー矩形の Y 部分に対応します。デフォルト値はゼロで、データ チャートの左からコントロールのコンテンツのすべてを表示するために変換します。

このプロパティは水平方向の xamZoombar のつまみサイズを決定します。これは、xamDataChart で表示されるコンテンツ ビュー矩形の Width 部分に対応します。デフォルト値は 1 で、X 軸に沿ってデータ チャート コンテンツのすべてを表示するために変換します。

このプロパティは垂直方向の xamZoombar のつまみサイズを決定します。これは、xamDataChart で表示されるコンテンツ ビュー矩形の Width 部分に対応します。デフォルト値は 1 で、Y 軸に沿ってデータ チャート コンテンツのすべてを表示するために変換します。

このプロパティは、xamZoombar コントロールの外観を決定します。

以下のコードは、データ チャートの中央に表示可能な部分を付け、データ チャートの半分を表示する xamZoombar コントロールの表示方法を示します。

Note

注: この例は xamDataChart コントロール用のプロジェクトを設定済みであることを前提としています。

XAML の場合:

<ig:XamDataChart x:Name="DataChart"
                 WindowPositionHorizontal="0.25"
                 WindowPositionVertical="0.25"
                 WindowScaleHorizontal="0.5"
                 WindowScaleVertical="0.5"
                 HorizontalZoomable="True"
                 HorizontalZoombarVisibility="Visible"
                 VerticalZoomable="True"
                 VerticalZoombarVisibility="Visible">
</ig:XamDataChart>

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Controls.Charts
' ...
Dim dataChart As New XamDataChart()
dataChart.WindowPositionHorizontal = 0.25
dataChart.WindowPositionVertical = 0.25
dataChart.WindowScaleHorizontal = 0.5
dataChart.WindowScaleVertical = 0.5
dataChart.HorizontalZoomable = True
dataChart.HorizontalZoombarVisibility = Visibility.Visible
dataChart.VerticalZoombarVisibility = Visibility.Visible
dataChart.VerticalZoomable = True

C# の場合:

using Infragistics.Controls.Charts;
// ...
XamDataChart dataChart = new XamDataChart();
dataChart.WindowPositionHorizontal = 0.25;
dataChart.WindowPositionVertical = 0.25;
dataChart.WindowScaleHorizontal = 0.5;
dataChart.WindowScaleVertical = 0.5;
dataChart.HorizontalZoomable = true;
dataChart.HorizontalZoombarVisibility = Visibility.Visible;
dataChart.VerticalZoombarVisibility = Visibility.Visible;
dataChart.VerticalZoomable = true;
xamZoombar Using xamZoombar 04.png