バージョン

ラベルの自動調整

目的

このトピックは、データの特定のセクションでのズーム時の、 xamTimeline コントロール上のラベルと目盛の Auto-Adjust 機能を概説します。

前提条件

以下の表は、このトピックにを理解するために必要な前提条件を示しています。

背景タイプ コンテンツ

概念

以下の概念を理解する必要があります。

xamTimeline のデータの定義、または DateTime タイプ フィールドを使った、コントロールの既存データへのバインド。

AutoRange プロパティは true に設定する必要があります (デフォルトは true)。

トピック

まず以下のトピックを読む必要があります。

ここに示された AutoRange の設定はオプションです。これはデフォルトで true です。

XAML の場合:

<ig:XamTimeline.Axis>
     <ig:DateTimeAxis AutoRange="True" />
</ig:XamTimeline.Axis>

Auto-Adjust Labels

概要

xamTimeLine コントロールは、データの選択した時間セグメント上のズームに基づいて、タイムラインのラベルと目盛を自動的に調整する機能を備えます。例:

  • Timeline が Year 単位タイプを表示する場合:

ズーム後、目盛が Months を表示します。

  • Timeline が Month 単位タイプを表示する場合:

ズーム後、目盛が Days を表示します。

  • Timeline が Day 単位タイプを表示する場合:

ズーム後、目盛は Hours を表示します。

プレビュー

以下は、ズーム前後の結果のプレビューです:

ズーム前に、コントロールはタイムラインに「月の中の日」ラベルを示します:

xamTimeline Auto Adjust Labels 01.png

「数日」でズームイン後、コントロールはラベルを自動調整して時間を示します:

xamTimeline Auto Adjust Labels 02.png

結論:

タイムライン コントロールの軸に AutoRange=False を設定することによって、Auto-Adjust 機能を無効にすることができます。これには、Minimum, Maximum、および Unit プロパティを特定の範囲で定義する必要があります。例:

XAML の場合:

<ig:XamTimeline.Axis>
   <ig:DateTimeAxis
       AutoRange=" Minimum="2011/05/01" Maximum="2012/05/01" Unit="1" />
</ig:XamTimeline.Axis>

C# の場合:

DateTimeAxis dt_axis = new DateTimeAxis();
dt_axis.AutoRange = false;
dt_axis.Minimum = DateTime.Parse("2012/01/01");
dt_axis.Maximum = DateTime.Parse("2012/05/01");
dt_axis.Unit = 1;
this.xamTimeLine.Axis = dt_axis;

Visual Basic の場合:

Dim dt_axis As New DateTimeAxis()
dt_axis.AutoRange = False
dt_axis.Minimum = DateTime.Parse("2012/01/01")
dt_axis.Maximum = DateTime.Parse("2012/05/01")
dt_axis.Unit = 1
Me.xamTimeLine.Axis = dt_axis