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履歴

Journal エンティティは、xamSchedule がサポートするアクティビティ タイプで、メモを表示するために使用されます。Journal は ActivityBase クラスから作成されるため、 AppointmentTask などその他のアクティビティ タイプのプロパティと動作を継承します。データ コネクターによって異なりますが、Journal は、オプションで End 時間をサポートできます。

: End がサポートされない場合、アクティビティは 0 分アクティビティのように扱われて、サイズ変更はサポートされなくなります。

Journal インスタンスの作成

開発者は Journal の新しいインスタンスを作成して、コードまたは xaml で Journal エンティティの IEnumerable コレクションを作成できます。このコレクションを ListScheduleDataConnectorJournalItemsSource プロパティにバインドすることによって、データを XamScheduleDataManager に、次にビューに転送できます。

XAML の場合:

<ig:Journal
    Id="j1"
    OwningCalendarId="cal1"
    OwningResourceId="own1"
    Start="9/9/2010 9:12:00"
    End="9/9/2010 10:12:00"
    Subject="Journal 1"
    Description="My first Journal in XAML" />

Visual Basic の場合:

Dim journal = New Infragistics.Controls.Schedules.Journal() With { _
    Key .Id = "j1", _
    Key .OwningCalendarId = "cal1", _
    Key .OwningResourceId = "own1", _
    Key .Start = New DateTime(2010, 9, 9).AddHours(9).AddMinutes(12).
        ToUniversalTime(), _
    Key .[End] = New DateTime(2010, 9, 9).AddHours(10).AddMinutes(12).
        ToUniversalTime(), _
    Key .Subject = "Journal 1", _
    Key .Description = "My first Journal in XAML" _
}

C# の場合:

var journal = new Infragistics.Controls.Schedules.Journal
{
    Id = "j1",
    OwningCalendarId = "cal1",
    OwningResourceId = "own1",
    Start = new DateTime(2010,9,9).AddHours(9).AddMinutes(12).
        ToUniversalTime(),
    End = new DateTime(2010,9,9).AddHours(10).AddMinutes(12).
        ToUniversalTime(),
    Subject = "Journal 1",
    Description = "My first journal in XAML"
};

: Journal の開始時間/終了時間は UTC 時間として指定されます。詳細は、 「タイム ゾーンのサポート」を参照してください。

2 番目の作成の状況は、ListScheduleDataConnector または WcfListScheduleDataConnector にカスタム エンティティと JournalPropertyMappings を提供する場合です。この場合、ListScheduleDataConnector は提供されるデータに基づいて Journal エンティティを作成し、それらを DataManager に渡します。

変更

UI によってエンドユーザーは、 Subject のダイアログまたは「インプレース」編集を使用し、Start/End プレースホルダーのドラッグ (End 時間がサポートされている場合)、または Journal 全体の表現のドラッグによって Journal エンティティを変更できます。アクティビティ ダイアログを介すか、アクティビティを選択して Delete キーを押して、アクティビティを削除する機能も提供されます。これらのケースでは、変更は UI から DataManager に渡されます。DataManager は DataConnector と通信し、変更はデータ ソースに適用されます。

注:

XamScheduleDataManager 上のカスタム DialogFactory を使用して、独自のアクティビティ編集ダイアログを得ることが可能です。

ビジュアリゼーション

その他すべてのアクティビティと同様に、Journal の視覚的な表現は矩形を使用します。Start (オプションで End) を指定すると、先頭に「交差」の図形要素を付けてブロックが表示されます。

xamScheduleActivities.png

ActivityBase の派生クラスとして、Journal はアラーム、タイム ゾーンのサポートおよび繰り返し機能などの設定をサポートします。詳細は以下の関連トピックを参照してください。