バージョン

アプリケーション メニュー 2010 (xamRibbon) の定義

トピックの概要

目的

このトピックは、アプリケーション メニュー 2010 を定義する方法について説明します。

前提条件

このトピックを理解するためには、以下のトピックを理解しておく必要があります。

トピック 目的

xamRibbon コントロールの概要

このトピックは、コントロールをアプリケーションに追加し、タブやグループを定義する方法を手順に従って示します。

このトピックは、アプリケーション メニュー 2010 およびその動作の概要について説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

xamRibbon コントロールでアプリケーション メニュー 2010 を定義

はじめに

この手順は、 xamRibbon コントロールをページに追加し、アプリケーション メニューを定義します。

プレビュー

以下のスクリーンショットは結果のプレビューです。

xamRibbon DefiningAM2010.png

前提条件

この手順を実行するには、以下が必要です。

  • xamRibbon コントロールをページに追加する方法

概要

以下はプロセスの概念的概要です。

  1. xamRibbon コントロールをページに追加します。

  2. xamRibbon コントロールにアプリケーション メニューを追加します。

  3. アプリケーション メニュー 2010 にボタンを追加します。

  4. アプリケーション メニュー 2010 にセパレーターを追加します。

  5. アプリケーション メニュー 2010 にタブを追加します。

手順

以下の手順に従って、アプリケーション メニュー 2010 を定義します。

1.xamRibbon コントロールをページに追加します。

xamRibbon コントロールをページに追加し、 ApplicationMenuMode プロパティを Office2010 に追加します。Application Menu 2010で使用するアクセント ラーを変更するには、 ApplicationAccentColor プロパティを設定します。

詳細については、コード例: xamRibbon を追加

2.アプリケーション メニュー 2010 を xamRibbon コントロールに追加します。

ApplicationMenu2010 クラスのインスタンスを作成し、それを xamRibbon コントロールの ApplicationMenu2010 プロパティとして設定します。ApplicationMenu2010 クラスは、ItemsControl 派生クラスで、すべてのボタン、タブ、セパレーターを Items コレクションに追加します。

注:

Note

デフォルトでは、 xamRibbon コトロールのタブの下から親ウィンドウの最後までにあるすべての利用可能なスペースを塗りつぶします。IsConstrainingElement プロパティを使用して Backstage サイズを制限するために、他の先祖ンテナー指定すと便利です。

詳細については、コード例: 全コードを参照してください。

3.アプリケーション メニュー 2010 にボタンを追加します。

ApplicationMenu2010Item クラスのインスタンスを作成し、前の手順で作成した ApplicationMenu2010Item クラス インスタンスの Items コレクションを追加します。HeaderedContentControl クラスから派生している ApplicationMenuItem クラスは、Header およびImage プロパティを設定してボタンをカスタマイズします。

詳細については、コード例: ボタンを追加 を参照しています。

注:

Note

Content プロパティに値を設定する場合、項目がタブ (ボタンではなく) として描画されます。

4.アプリケーション メニュー 2010 にセパレーターを追加します。

ApplicationMenu2010Separator クラスのインスタンスを作成 (System.Windows.Controls.Separator クラスから派生) し、それを ApplicationMenu2010 クラスの Items コレクションに追加します。

詳細については、コード例: セパレーターを追加 をご参照ください。

5.アプリケーション メニュー 2010 にタブを追加します。

ApplicationMenu2010Item クラスの 2 つのインスタンスを作成し、それらを ApplicationMenu2010 クラスの Items コレクションに追加します。 Header プロパティを使用してタブに名前を設定します。両方のタブの Content プロパティを任意の値に設定します。コンテンツは Backstage の右側に描画されます。

詳細については、コード例: タブを追加 をご参照ください。

注:

Note

デフォルトでは Items コレクションに最初に追加されたタブのみが最初に選択されます。ただし、 InitialSelectedTabItem プロパティを使用して任意に初期タブを指定できます。

コード例

コード例の概要

以下の表は、このトピックで使用したコード例をまとめたものです。

説明

xamRibbon コントロールをページに追加する例。

xamRibbon にアプリケーション メニュー 2010 を追加する例。

アプリケーション メニュー 2010 にボタンを追加する例。

アプリケーション メニュー 2010 にセパレーターを追加する例。

アプリケーション メニュー 2010 にタブを追加する例。

これは、アプリケーション メニュー 2010、ボタン、およびタブ 2 つを追加するの全コードの例です。

コード例: xamRibbon を追加

説明

xamRibbon コントロールをページに追加する例。

コード

XAML の場合:

<igRibbon:XamRibbon
    x:Name="myRibbon"
    Theme="IGTheme"
    ApplicationMenuMode="Office2010"
    ApplicationAccentColor="Green">
<!-- add Application Menu 2010 here -->
</igRibbon:XamRibbon>

コード例: アプリケーション メニュー 2010

説明

xamRibbon にアプリケーション メニュー 2010 を追加する例。

コード

XAML の場合:

<igRibbon:XamRibbon.ApplicationMenu2010>
    <igRibbon:ApplicationMenu2010 Caption="File">
        <igRibbon:ApplicationMenu2010.Items>
        <!-- add buttons, tabs and separators here -->
        </igRibbon:ApplicationMenu2010.Items>
    </igRibbon:ApplicationMenu2010>
</igRibbon:XamRibbon.ApplicationMenu2010>

コード例: ボタンを追加

説明

アプリケーション メニュー 2010 にボタンを追加する例。

コード

XAML の場合:

<igRibbon:ApplicationMenu2010Item
    Image="/Ribbon.WPF;component/Images/Save_16x16.png">
    <igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Header>
        <TextBlock Margin="5,0,0,0" Text="Just a button" />
    </igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Header>
</igRibbon:ApplicationMenu2010Item>

コード例: セパレーターを追加

説明

アプリケーション メニュー 2010 にセパレーターを追加する例。

コード

XAML の場合:

<igRibbon:ApplicationMenu2010Separator />

コード例: タブを追加

説明

アプリケーション メニュー 2010 にタブを追加する例。

コード

XAML の場合:

<igRibbon:ApplicationMenu2010Item Header="Tab 1">
    <igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Content>
        <TextBlock Text="Text in the first tab content" />
    </igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Content>
</igRibbon:ApplicationMenu2010Item>

コード例: 全コード

説明

これは、アプリケーション メニュー 2010、ボタン、およびタブ 2 つを追加するの全コードの例です。

コード

XAML の場合:

<Window x:Class="Ribbon.WPF.MainWindow"
        xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
        xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
        xmlns:igRibbon="http://infragistics.com/Ribbon"
        Title="MainWindow" Height="350" Width="525">
    <Grid>
        <Grid.RowDefinitions>
            <RowDefinition Height="*" />
            <RowDefinition Height="100" />
        </Grid.RowDefinitions>
        <Grid Grid.Row="0"
            igRibbon:ApplicationMenu2010.IsConstrainingElement="True">
            <igRibbon:XamRibbon x:Name="myRibbon" Theme="IGTheme"
                ApplicationMenuMode="Office2010" ApplicationAccentColor="Green">
                <igRibbon:XamRibbon.ApplicationMenu2010>
                    <igRibbon:ApplicationMenu2010 Caption="File">
                        <igRibbon:ApplicationMenu2010.Items>
                            <igRibbon:ApplicationMenu2010Item
                            Image="/Ribbon.WPF;component/Images/Save_16x16.png">
                                <igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Header>
                                    <TextBlock Margin="5,0,0,0"
                                        Text="Just a button" />
                                </igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Header>
                            </igRibbon:ApplicationMenu2010Item>
                            <igRibbon:ApplicationMenu2010Separator />
                            <igRibbon:ApplicationMenu2010Item Header="Tab 1">
                                <igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Content>
                                    <TextBlock
                                    Text="Text in the first tab content" />
                                </igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Content>
                            </igRibbon:ApplicationMenu2010Item>
                            <igRibbon:ApplicationMenu2010Item Header="Tab 2">
                                <igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Content>
                                    <TextBlock
                                    Text="Text in the second tab content" />
                                </igRibbon:ApplicationMenu2010Item.Content>
                            </igRibbon:ApplicationMenu2010Item>
                        </igRibbon:ApplicationMenu2010.Items>
                   </igRibbon:ApplicationMenu2010>
                </igRibbon:XamRibbon.ApplicationMenu2010>
            </igRibbon:XamRibbon>
        </Grid>
        <Grid Grid.Row="1">
            <TextBlock Text="Text under the xamRibbon container" />
        </Grid>
    </Grid>
</Window>

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