バージョン

遅延更新

新しい階層を列に追加する、階層を行から削除する、新しいフィルターを選択する、新しいメジャーを追加するなど、いくつかの操作をキューに入れたい場合があります。各操作ごとにグリッドが更新するように強制したくないが最終結果を直接計算したい場合があります。この場合にはリソースを保存する可能性があります。

このような状況では、xamPivotGrid の遅延更新オプションを使用してください。データ セレクターとコードの 2 通りで使用できます。

最初の場合、データ セレクターの一番下にあるチェックボックスを使用し、遅延更新を有効または無効にします。チェックボックスをオンにする (遅延更新が有効) と、右側の更新ボタンも有効になります。更新ボタンをクリックすると、すべての保留中の変更が適用され、スライスと UI が更新されます。チェックボックスの状態をオフに戻すように設定すると、更新ボタンが押されているかのように更新が起動します。

xamPG Deferred Updates 01.png

コードから遅延更新を無効または有効にすることが必要な場合には、DataSource で DeferredLayoutUpdate プロパティを True または False に設定する必要があります。更新を強制するには RefreshGrid() メソッドを使用します。これも DataSource で行います。DeferredLayoutUpdate を False に設定しても更新を起動します。

C# の場合:

    this.pivotGrid.DataSource.DeferredLayoutUpdate = true;

Visual Basic の場合:

    Me.pivotGrid.DataSource.DeferredLayoutUpdate = true

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