バージョン

クリップボード操作でフィールドが変更されることを防止する

セル内容の切り取り、貼り付け、消去など、セルの値を変更できるクリップボード操作を有効にする場合、 Field オブジェクトの DisallowModificationViaClipboard プロパティを True に設定することによって、これらの操作が特定のフィールドの値を変更できないように指定できます。たとえば、貼り付け操作を有効にする場合、エンド ユーザーが読み取り専用フィールドまたはプライマリ キー フィールドにデータを貼り付けることを防止したい場合があります。

以下のコード例は、クリップボード操作でフィールドが変更されないようにする方法を示します。

XAML の場合:

<igDP:XamDataPresenter Name="xamDataPresenter1" BindToSampleData="True">
    <igDP:XamDataPresenter.FieldLayoutSettings>
        <igDP:FieldLayoutSettings AllowClipboardOperations="All" />
    </igDP:XamDataPresenter.FieldLayoutSettings>
    <igDP:XamDataPresenter.FieldLayouts>
        <igDP:FieldLayout>
            <igDP:FieldLayout.Fields>
                <igDP:Field Name="name" DisallowModificationViaClipboard="True" />
            </igDP:FieldLayout.Fields>
        </igDP:FieldLayout>
    </igDP:XamDataPresenter.FieldLayouts>
</igDP:XamDataPresenter>

Visual Basic の場合:

...
' このコードは、xamDataPresenter が提供するサンプルデータをバインドすることを前提としています
Me.xamDataPresenter1.FieldLayouts(0).Fields("name"). DisallowModificationViaClipboard = True
...

C# の場合:

...
// このコードは、xamDataPresenter が提供するサンプルデータをバインドすることを前提としています
this.xamDataPresenter1.FieldLayouts[0].Fields["name"]. DisallowModificationViaClipboard = true;
...